【岐阜】古城感すご!女城主で有名な岩村城は日本三大山城の一つ

岩村城址 (岐阜県、恵那市)

岐阜県恵那市の南部に位置する岩村には霧ヶ城とも呼ばれる 岩村城 の跡が情緒溢れんばかりの姿は、まるで遺跡のような風貌は見る者の心をギュッと掴む哀愁も漂っています。

岩村城址

この岩村城址には国道257号から小道に入り小高い山道を5~6分進むと駐車場があります。すれ違いの難しい狭い道が続き、カーブも多いので対向車には注意が必要です。



とは言っても、そこまで難儀な道ではないので心配するほどでもありません。山道の先に、石垣だけとなった山城が顔を出す。この感動の対面がたまりませんよ。

岩村城址

岩村城と言えば「女城主」で有名ですね。

この女城主は織田信長の叔母で、通称おつやの方と呼ばれた女性。しかし敵対する武田軍に寝返り、織田家の武将、秋山信友の妻となります。実際には寝返ったと言うより、武田家に攻め込まれ降伏したと言うのが正しそう…。

岩村城址

武田信玄が死去し、長篠の合戦で武田家は大敗、弱体化し始めると、織田信長は岩村城の奪還に動き始めます。援軍の見込みがない孤立した岩村城で果敢に戦うも、秋山信友と妻のおつやの方は命を保障され降伏します。

ところが、裏切りを許さない信長は、この夫婦を長良川の河川敷で逆さ磔の処刑とする。お前らのようなゲスな奴との約束など知らん!って感じだったのでしょうか?

岩村城址

ここが岩村城の本丸跡。

岩村城址

岩村城に来ると、女城主の話、秋山信友の話がどうしても頭に浮かび、そのことを想像してしまいます。でも、残された石垣を見ると…、戦国時代のものでは無さそうです。

あまりにキレイなんです。石垣の組み方が…。

岩村城址

岩村城が織田家の所領になってからは、河尻秀隆、団忠正、森長可、森忠政と城主が変わっていきました。

本能寺の変で信長が倒れ、小牧長久手の戦いや激動の波に巻き込まれ、豊臣政権の頃、森忠政の代になり大改が行われ、現在の城郭に変貌しました。

岩村城址

そうそう、これはどうかな?って思ったのが…、自動音声の説明が100円で有料だったこと。金取るの?って思った(笑)

岩村城址

本丸跡には井戸の跡も残ってます。

岩村城址

いい景色!古城感たっぷり!!

岩村城址

この岩村城は上から眺めるのも素敵だけど、少し石段を降りて散策するのがおすすめです。少しでいいから歩いてみましょう。

岩村城址

この六段壁の辺りまでは来ておきたい!本丸跡から徒歩で2分ほど。

岩村城址

ほら、いい感じ♪

岩村城址

この岩村城は日本三大山城の一つで、他には高取城、備中松山城があります。この付近で霧が良く発生するので霧ヶ城と呼ばれますが、この山城の風情に霧なんか出たら最高の景色に違いない。岩村城址おすすめですよ。

岩村城址

岐阜県恵那市岩村町城山