飛騨古川駅(岐阜、飛騨市)
2016年に公開された新海誠監督によるアニメ映画『君の名は。』は誰もが知る大ヒットを記録した作品ですね。その舞台の一つになったのが岐阜県飛騨市です。
前回のブログで飛騨古川駅でのワンシーンを紹介しましたが、今回は映画の舞台となった場所を、飛騨古川駅から順に書いてみる事にしました。
映画のモデルになった場所に関しては飛騨古川駅に観光案内所があり、そこで聞くと丁寧に教えてくれます。
このパネル写真は町の中にある「さくら物産館」に展示されていたもの。現在は展示されていないと思われます。(2016年10月現在の情報)
飛騨古川駅からスタートして…
前回のブログで紹介したのが駅の光景です。
実はこのシーン(左側に停車)は1日1回しか見れないので要注意。
映画のシーンで出て来た組紐。
これは駅から徒歩5分ほどの場所にある「大洞京染店」さんで見ることが出来ました。けっこう可愛い雑貨が売っているので、お土産を買うにも調度良いです。
(場所はこちら)
さてさて、さくら物産館でのパネルを参考にし、飛騨古川の町を巡ってみました。
例えば、
駅の中で飛騨牛のゆるキャラ「ひだくろちゃん」が出てくるシーン。
飛騨古川駅には等身大のパネルがありました。
そして駅前のタクシー乗り場には、映画に登場したタクシーのシーンは…
この場所ですね!
偶然にも、映画に登場した「宮川タクシー」でした。色は違いますが…
そして、神社前で聞き込みのシーンに関しては…
ここは山の中腹に見える気多若宮神社。
立地と鳥居前にある石灯篭が似ているとも言われていますが、映画の中に出てきた「宮水神社」のモデルと言う説もあるそうな。
(地図はこちら)
そして、気になるのは五平餅ですね!
この五平餅に関しては、後日改めて紹介しますが…
飛騨古川の町には映画が上映されている時、2つの店で五平餅が売られてました。でも、映画を製作された頃には1店舗しかなかったらしい。
町の方に聞きこんでみると、この2つの店以外に、お祖母ちゃんがやってる店が別にあったけど、そこは長い事営業していないので、その店はまず違うとのこと。
さて、現在販売している五平餅は「岡田屋」と「味処古川」です。
おそらく映画製作の頃は岡田屋さんでしか五平餅は販売されていなかったらしい。でも映画のシーンで食べている場所は「味処古川」の前っぽい。
ちなみに、こちらは「岡田屋」の五平餅。
下の写真は「味処古川」の五平餅。
ややこしいですね。
味はどちらも抜群に美味しいです。
聞いた話によると、味処古川では、映画上映の後から五平餅を販売始めたそうです。そこで、町の方からこんな推測が…
新海誠監督は岡田屋の五平餅を買って、味処古川の前で食べたのかなぁ~って声が多かった。なるほど!円満な発想。飛騨古川は本当に素敵な人が多い。
さて、バス停ですが…
ここは飛騨古川の町から遠く離れます。車で30分ほど行った山の中。高山本線の角川駅の近く。ちょっと分かりにくいです。
(場所はこちら)
この田園風景は…
何処か分からなかった。ここは飛騨市立小学校の近くの風景。
そして最後に図書館です。
なんとなく似てますね。
この飛騨市図書館では、写真撮影は禁止です。でも、映画の関係もあり、受付に行くと特別に許可をもらえます。
他の利用者の顔が認識できる写真を撮らないこと、図書館利用者の妨げにならないことなどを条件に「撮影許可」の札を出してくれました。
(場所はこちら)
映画のシーンに出てた場所。
村の歴史を調べるシーンで…
この辺りの本だろうか?
今場所も出ていましたね!
この映画のシーンを巡る旅って面白かった。実は初めてでした。
よく聖地巡礼なんて言葉が使われて、私は個人的に「なんで聖地やねん」なんて思ってましたが、実際に映画を見て、そのシーンになった場所を見つけると、おぉ!って喜びが溢れ出て来るんですよね。聖地巡礼いいですね!納得です。
それに飛騨古川の町の方々が親切で本当に素敵な場所。また遊びに行きたい。
尚、この記事はLINEトラベルjpでも書いています。
飛騨古川駅
場所:岐阜県飛騨市古川町金森町8