天龍寺(岐阜県、可児市)
2020年大河ドラマ『麒麟がくる』は明智光秀が主役。この明智光秀の出生地は謎が多く、岐阜県の可児市、恵那市、可児郡御嵩、瑞浪市、山県市、大垣市など、色々な地域で生誕の文字を目にしますが、定かな事は分かっていません。
今回は岐阜県可児市の「明智光秀ゆかりの地」を紹介しましょう。
⇒ LINEトラベルjpでの取材記事はこちら
可児市で明智光秀ゆかりの地を巡るなら、「明智城跡」は当然ですが、「明智光秀の産湯井戸」のあった場所(現在は案内板のみ)も散策すると良いでしょう。
そして、明智城跡の麓にある天龍寺も見逃しては行けません。ここでは明智家歴代の墓所、また日本一大きな明智光秀の位牌があります。
天龍寺の駐車場に関して
天龍寺には駐車場があります。しかし2020年の大河ドラマの放送期間中は混雑が予想され、一般の方の利用が出来ない可能性がります。
ここには近隣の方のお墓があり、基本的には関係者の利用となります。
また、明智城跡の駐車場も同様ですが、ナビは住宅街の狭い路地を誘導し、対向車のすれ違いなど大変になる可能性が極めて高いです。臨時駐車所を利用しましょう。
※臨時駐車場は「可児市公式サイト」をご参考下さい。
天龍寺の日本一大きな光秀の位牌
明智城跡の麓にある天龍寺は、永平寺を本山とする曹洞宗のお寺で「聖観世音菩薩」を本尊としています。このお寺は明智一族と深い関わりがあり、明智一族の菩提寺として毎年6月には「光秀供養祭」が行われています。
境内から本堂を見ると… 見えますか?正面に大きな位牌が!
その前に、本堂の前には象にのった観音様の姿。
と…、獅子にのった観音様。
実は、あまり意識していなかったのですが、今改めて見ると、象は門を向き、獅子は本堂を向いてました。
今にして、何でだろう?と思っていますが、理由は未確認です。
さて、位牌ですが…
見えげるほど大きい。日本一大きな位牌ではなく、日本一大きな明智光秀の位牌。
位牌の大きさは6尺1寸3分(184cm)で、戒名は「長存寺殿明窓玄智禅定門(ちょうぞんじでんみょうそうげんちぜんじょうもん)」です。
その横には光秀像もあります。
本堂を出て、鐘楼のある駐車場の方に行くと…
そこには明智家歴代の墓所がありました。
あまり詳しい事分かっていないようですが、昔からこの地が明智光秀の生誕地で、明智光秀が住んでいた、その一族がいたと伝わっています。
光秀が本能寺で織田信長を討ち、その後に秀吉に倒された事で逆臣の烙印を押され、歴史から生涯に関するあらゆるものが抹消されたと言うが、ここに来ると、明知光秀の足跡を足跡を感じ見る事が出来る思いです。
天龍寺の基本情報
場所:岐阜県可児市瀬田1242
電話:0574-62-1859
拝観:9:00~16:00
⇒ LINEトラベルjpでの取材記事はこちら