琴引浜海水浴場(京都、京丹後)
梅雨が過ぎ暑い夏の到来ですね。夏と言えば海水浴!何処に行っても多くの人で大賑わい。土日になると人人人…。それも仕方ない。
今回は以前に私が行った海水浴場の中で特に良かった穴場を紹介します。穴場と言っても、タイミングもあるので必ずしも正しい情報とは断言できませんが、少なくとも私が行った時は最高でした。
ここは京都府京丹後市にある琴引浜海水浴場です。
上の写真を見ると、「鳴き砂を持って帰らないで」とありますね。そうココは砂の上を歩きキュッキュッと音が出る、鳴き砂のビーチ。
鳴き砂って言っても「耳を澄ませばキュって小さな音が鳴るくらいでしょ」と思っていませんか?それがね、そんな事はないんです。
極端に言えば、いや…極端ではない。
体験したまま言うと、小さな子供の靴で、歩くとキュッキュと音を出す靴あるじゃないですか。あれとほぼ同じ。
そんな馬鹿な?と思うなら、ぜひ一度行ってみて下さい。
琴引浜海水浴場は、全長1800メートルある白く美しいビーチ。端から端まで歩いたわけではないので、ハッキリした事は言えませんが、場所によって鳴き砂の感度は違う様です。例
えば、琴引浜の中にある「太鼓浜」と言う場所。とにかくココが凄い!
ここです!!
ここは砂で山を作って叩くと太鼓になる!ポンポンポン♪と。
子供なんて大喜び。走ってはキュッキュ鳴るし、叩いたらポンポンなるし。本当にオーバーではなく演奏が出来るほど。
この場所の調べ方は、グーグルマップで「琴引浜」と調べるよりも「太鼓浜」で調べた方が確実です。琴引浜は結構広く、もしかすると全体的に音が出るのかもしれないけど、間違いない場所は琴引浜の中にある太鼓浜です。
この付近にはもう一つ魅力があって、それは無料で入れる温泉がある事。
これです!!この天然露天風呂「天然鳴き砂温泉」はアルカリ性単純温泉で源泉かけ流し。男女兼用で、もちろん水着のまま入ります。
そんなに広くないので、帰り際になると混雑しまくりですが、海で冷えた体が温まるし、本当に気持ちが良い。温度は熱め。※夜は閉鎖されています。
もちろんシャンプーや石鹸などは使えません。
水着のまま入って体を温めるだけですが、本当に気持ちが良いのだ。ビーチを目の前に、受付も何もなく、支払いもない。ビーチで遊んで入りたくなったら入れる天然温泉。
まるで猿になったような心地で自由奔放に入れるのが最高!!
この温泉の近くは海の水も温かい。
ビーチは所々に岩場もあるので、少し泳ぎにくい場所もあるけど、小さな子供さんには安心できる環境。カニやヤドカリ、小さな魚がも沢山見えるので、捕まえたり、見たりするのも楽しいですね。海も透明度があり、キレイでした。
ここでオススメなのが、以前ブログで紹介した「水中探検スコープ」です。600円~700円ほどで売っているので買って持って行く事をおすすめします。
また、子供の浮き輪のサイズの調べ方や関西のおすすめビーチはこちら にて!
私たちが利用した年、確か…この時は7月の第2週の土日だったと思います。もしかすると運が良かったのかもしれませんが、混雑もなく快適でした。
鳴き砂や無料で入れる天然温泉付きで、これぞ穴場って感じでした。
もし混在していた場合、奥に行けば行くほど人は少なく静かに泳げそうな雰囲気。
しかし、地元の方に聞くと、見た目以上に深くなっている場所もあり、流れが速い所もあるようです。空いている場所=良いという訳ではないので、もし小さな子供さんが一緒の場合は十分に注意しましょう。
本当に奥まで行くと、ほぼプライベートビーチ化していました。下の写真では分かりにくいですが、1グループだけ泳いでいた。人が少ない場所で泳ぐときは、地元の方に情報を聞いてから行くようにしましょうね。
穴場と言えば…、この時私たちが泊った宿も超穴場。
7月の第2週の土日と言う事もあり、ほとんど宿は満室だった。でもこの宿は空いていた。しかも泊まってみれば貸切で、変な宿かと言えばそんな事もない。
場所なんて…ほら!
ほぼ、ビーチに直結です。って言うか琴引浜のビーチから一番近い宿泊施設じゃないだろうか。そんな宿が何故空いているのか?
答えは一つ、ネット情報が殆どないから。じゃらん、楽天トラベル、ヤフートラベルなど旅行サイトには一切出て来ません。ちなみに私はグーグルマップから宿を探し、電話で話した時の雰囲気、あと直勘で良し悪しを決めてます。ここは見つけた瞬間「キター」と思ったね。
本当はもっとドーンと紹介したいけど、宿のオーナーに「目立つように紹介するなよ」なんて言われていました。でも「コソッとなら良いぞ」とも(笑)
もうネット情報も出てきているし、次回のブログで紹介してみようと思います。
※この琴引浜はLINEトラベルjpで紹介しました。
琴引浜海水浴場
場所:京都府京丹後市網野町掛津