善五郎の滝(長野県、安曇)
乗鞍岳周辺には美しく流れる滝が沢山あると言う。その中でも観光名所として知られているのが、善五郎の滝、三本滝、番所大滝でしょうか。
旅行に出れば不思議と雨が降る。そう、私は雨男。今回もせっかく乗鞍まで来て悪天候…。そんな悪天候には負けて落ち込むのも流石に慣れて?いや飽きてきた。旅先で雨ならグルメに走るなど楽しみ方は色々あるものだ。
そんな気持ちで車を走らせていると「善五郎の滝」の看板が見えて来た!
パラパラと降っていた雨も止み、スマホのアプリで雨雲の様子をみると30分ほどは大丈夫。せっかくなので滝を見に行くことに!
この「善五郎の滝の駐車場」の位置をグーグルマップで確認すると、他にもっと滝に近い場所がある。例えば、現在の駐車場のある位置を「B」とすれば、別の場所に移動した位置にある駐車場「A」のほうが滝に近そうである。
問題は…、その「A」の駐車場の位置から滝への遊歩道があるかどうかだ。
と言うことで、その位置ま車を走らせて「A」の駐車場まで行くと…
ほら!やっぱりあったぞ、遊歩道。
その遊歩道もそれほど険しくなく歩きやすい。きちんと整備されています。ただ一つ言うなら、滝まで何分とか目安などの案内が欲しい。
そして歩いていると…
どうやら…この辺りは熊が出るらしい。
途中で何ヶ所かに熊除けの鐘がある。2~3回カンカンと鳴らして、「人間がいるぞー」と知らせるのだ。ただし、必要以上に鳴らすと近くに熊がいた場合、刺激させてしまうので要注意とのこと。
駐車場から10分ほど歩くと展望所が見えて来た。
熊の注意喚起が多い。
ここにも熊除けの鐘があるね。
善五郎の滝と言う名前は…、ここで釣りをしていた男が釣針にかかった大きなイワナに引き込まれ、滝つぼに落ち、命からがら逃げ帰った。その男の名前が善五郎だったので、この滝は「善五郎の滝」といわれるようになったとか。
この善五郎の滝は、落差21.5m、幅8mで、朝には太陽の光に照らされて虹が見れるそうなので、もし滝を見に来るなら天気の良い午前中がおすすめらしい。
この展望所から見ても、けっこうな迫力で水が流れ落ちるザーッと言う音もする。
遊歩道を更に進めば滝つぼまで行けるようだけど… ここで雨が降って来た。
この展望所からあと何分ほどで滝つぼまで行けるのだろうか?あと10分ほどかな?その案内があれば便利で有難いけど見当たらなかった。いずれにせよ、雨なら仕方がない。今回はココまで。このような場所は天気の良い時に改めて来たいもの。
しかし雨男と言うのは不便で実に旅に向いてない。そもそも雨男や雨女なんて科学的に証明されているワケはない。と言う事は…単なる不運な人。それはそれで悲しいぞ。
善五郎の滝
場所:長野県松本市安曇