唐子・鍵遺跡(奈良、田原本町)
関西で花見のスポットと言えば数えきれない程ありますね。やっぱり人気は京都でしょうか。私はどちらかと言えば桜は京都より奈良派です。京都は人が多すぎて…。
奈良は何故か人が少ない。平日だと桜の景色が貸切なんてことも多々あります。ここは奈良県の田原本町にある 唐子・鍵遺跡 です。
ここには今から約2,000年前の弥生時代の環濠集落遺跡のある場所。その規模は約42万平方メートル(甲子園10個分)もあり、日本最大級とも言われています。
現在、この地には「唐古・鍵遺跡史跡公園」&道の駅「レスティ唐古・鍵」が出来、かなり雰囲気も良くなっています。ここでは公園&道の駅が出来る前の写真です。
この遺跡は広大な範囲になりますが、桜は唐子池周辺です。
ちなみに、ここでは大型建物の跡地や青銅器鋳造炉など工房の跡地、多数の鍬や鋤の農耕具などが多数検出されたそうですね。
唐子池の周辺を歩くと…
この唐古・鍵遺跡のシンボルで「復元楼閣」が見えてきます。
この楼閣は近くで見るより、少し離れた方が雰囲気が良くて…
ほら、なんか良い感じでしょ!
この周辺は桜が満開です。
平日に行ったのですが、これだけの景色が見れるのに誰もいない。これが山奥なら納得できますが、交通量のある国道24号ぞ沿い。
時間も午前中ですが、9時半頃だったかな。たまらないですね!貸切だ。
あ!すごい…
これ…全て桜の花びらです。
とっても贅沢な時間。だから私は奈良って大好き!
歴史的な要素が高く、町の雰囲気は良いし、趣もある。それでいて混雑が少ない。平日なんてだれ一人いない事が多い。ほんと信じられないって感じ。
特に桜や紅葉のシーズンなど、京都に人が集まってるのだろうか?それとも唐子遺跡の桜はマイナーなのだろうか?
いずれにせよ、桜の時期は特におすすめの良い場所ですよ。
唐子・鍵遺跡
場所:奈良県磯城郡田原本町鍵