東大寺のホタル(奈良県)
梅雨の頃になるとホタルが見れる時期も到来しますね。我が家も毎年のようにホタルを見に行くけどアタリ・ハズレが激しい。運とタイミング、こればっかは仕方ない。
さて、数年前にトラベルジェイピーの記事でも紹介した東大寺のホタルのスポットに関して今回は改めてブログで書いてみる事にしました。え?東大寺でホタルが見れるなんて!!と言う人が意外と多く、東大寺って実は穴場な蛍スポットなんですよ。
上の画像は東大寺の北西に位置する大仏池。この辺は秋になるとイチョウまっ黄色に染まり美しく、実はここも意外と人が少なく穴場。奈良は穴場が多いのだ。
今から5~6年ほど前だろうか? 東大寺でホタルが見れると聞いた時、一番最初に「ここかな?」と思ったのが大仏池。よく考えたら池でホタルは違いますよね。
そして東大寺の北側の講堂跡らへんを歩いて行くと、この辺は鹿さんが多い。
ちょうど6月の頃と言えば小鹿さんの出産ラッシュ(リンク先は2017年の情報)で、可愛い小鹿がいっぱい。ホタルの時期の東大寺は、小鹿さんを見に行く楽しみもあるのだ!!
東大寺大仏殿の裏手を歩くと川がある。でもここもホタルのエリアではない。
東大寺大仏殿から二月堂に向かう階段を進みます。
ちなみに、この階段は案内など無いので殆どの方は知らないが「猫段」と呼ばれ、ここで転ぶと猫に変身すると言う古い言い伝えが残っているそうな…。猫になりたい方は覚悟を決め、思いっきり試してみては如何だろうか(笑)
そして東大寺の鐘楼が見えて来た。
この建物部分の「鐘楼」は鎌倉時代に再建された国宝。そして鐘の「梵鐘」は奈良時代、東大寺創建当初のもので重さ23.6トン、梵鐘ももちろん国宝で日本三大名鐘の一つだ。
この東大寺鐘楼から北に行くと下りの階段があって、
その階段を降りると、そこがホタルの観賞スポット!!
ちょうど目の前に、重要文化財の「大湯屋」があるところ。
この周辺は自然の緑が豊富で
小川が流れている。
そうそう、柵を越えてはダメなのだ。
この小川を中心にホタルが幻想的に飛び交っている。柵の向こうでピカピカと光り、何匹かは頭上を飛び越えてて来たりする。
運が良ければ目の前に草原に着地してくれるかも。
ホタルが見える時間帯は、私の感覚で言えば20時~20時半頃がピーク。21時頃になると何故かグッと少なくなる。もっと見たい、もっと探そうと思っても、21時を過ぎたら時間の無駄で終わってしまう事が多いんです。
他のサイトなど見ると23時頃もよく見えると言うのを見かけましたが、ホタルと言えば山の中が一般的で、あまり遅い時間に山の中は安全面を考えるとNoだと思います。20時頃を目安に行くのがおすすめ。あとはGood Luck!
▼東大寺の夜に幻想的な「大仏蛍」!ここはホタル観賞の穴場スポット
東大寺(大湯屋)
場所:奈良市雑司町406-1
電話:0742-22-5511
公式ホームページ