【大阪】うどんは刺身や!大阪の名店「はがくれ」の生じょうゆ

梅田はがくれ 本店(大阪、北新地)

ダシの文化で知られる大阪は、コナモンに負けないほど実は「うどん」に対する愛着の深い街でもある。以前に“きつねうどん発祥の店”を紹介したように、大阪には唸るほど旨い店が数多く点在しています。

そんな中でも異彩を放つ名店が梅田はがくれ本店でしょう。あまりに有名で、行列は当たり前味は上品で繊細もちろん美味い。でも店の雰囲気は「ザ・大阪」みたいな感じ。人情味があって、温かい。

JR北新地駅スグ、大阪駅前第3ビルの地下2階にあります。

はがくれ

ちなみに、この店はミシュランガイドでも紹介されています。

はがくれ

基本的に行列が出来ているので、並びながらメニューを見て注文するケースが多いのですが、この店の名物はと言えば「生じょうゆ」です。

あと私個人的に「半熟玉子とちくわの天ぷら」もおすすめ!

はがくれ

他にも色々とメニューがあり、ぶっかけも人気ですね。

はがくれ

この店はカウンター席のみ。そして席数は14席。これは店のこだわりでもあり、窯で茹でる麺の量を計算して、常に揚げたてを提供すると言う部分に拘っているから。一番美味しく食べてもらう事に、徹底的にこだわっているんですよ!

はがくれ

そして。お店の大将はTVなどで見かける事もある個性ある名職人。言葉はコテコテの大阪人で、慣れない関東の人が来たらビックリするかもしれない。お客さんを「兄ちゃん、姉ちゃん」と呼び、外国人のお客さんは「チャイナ、コウリア」と呼ぶ。

これを文字で書くと品のない印象を受けるかもしれないが、全然そんな事は無い。逆に温もりがあって、親近感があって、とっても素敵なのだ。

「姉ちゃん、この店初めてか、食べ方分からんやろ、一番美味い食べ方教えたるわな」みたいな感じ。外国人観光客に至っては、店主自ら付きりで説明する事も。相手に合わせて無理に外国を無理に使うでなく、コテコテの関西弁で説明する。間違いなく気持ちは通じている。

はがくれ

この店の店主さんは「うどんは鮮度」「うどんは刺身」と言う。釜から揚がった湯がきたての麺を冷水で締めて何秒が勝負。堅からず、柔らか過ぎずの弾力へのこだわり。

そして出来たての麺に「徳島産の新鮮なすだちを絞り」「生じょうゆは麺の上に二往復半」目の前で実演してくれます。

はがくれ

そう、これが「生じょうゆ」うどんです。ホント刺身のように見えてくる。

はがくれ

そして、先ほど書いた「半熟玉子とちくわの天ぷら」をセットにするのを忘れてはいけない。これで600円+300円で900円。

はがくれ

この天ぷらは揚げ方がホクホクで…。

天ぷらでホクホクと言う表現は違和感あるかもしれませんが、衣にも弾力あって妙に美味い。天ぷら専門店で別の店を出しても成功しそうなクオリティーです。

はがくれ

半熟玉子をパカッと割って、テーブルにある特製醤油をかける。うん、たまらんです。めっちゃ旨い!特製醤油の量は個人差あると思いますが、私は少し多めにかけて食べるのが好きで、ちょっとおすすめ。

はがくれ

さて、主役の「生じょうゆ」うどんですが、これは食べ方があります。麺は箸で2本持ち上げて食べること、決して混ぜないこと。そして生醤油は2往復半であること。大事なのでもう一度書きます。

 ①生醤油は2往復半であること

 ②麺は箸で2本持ち上げて食べること

 ③決して混ぜないこと

まぁ~お店の方から必ず守ってくださいね!と言われますが、これが最もおいしく食べる秘訣なのです。

はがくれ

お店の方曰く、この2本を箸で摘まんでツルツルと食べるくらいが調度良いらしい。口いっぱいに頬張って食べるのではなく、この2本を一気にすする!

そして混ぜてはいけないと言うのは、混ぜると粘り気が出て、麺をすする時の喉越しが悪くなってしまうのが理由。このちょっとした拘りが、大きな違いを生む大事なポイント。お味は凄く繊細で、コシあって旨い。

大阪らしいコテコテな雰囲気の中で、繊細なうどん。私は大阪人ですが、この店に来るといつも元気になる。別に店主さんと会話するわけでもなく、ただ単に雰囲気を味わってるだけですが「大阪ってやっぱいい」そう感じさせてくれるのです。

グルメ評価

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梅田はがくれ 本店

場所:大阪市北区梅田1-1-3 大阪駅前第3ビル B2F
電話:06-6341-1409
営業:11:00~14:45 /17:00~19:45
(土・祝は11:00~14:30 )
定休:日曜
公式ホームページ