ぎょうざ ラーメン 大連閣(大阪、九条)
九条駅から西九条方面まで伸びるキララ九条商店街から路地を折れると、ちょっと味のある老舗な中華料理屋さん「ぎょうざ ラーメン 大連閣」と言うお店を発見。
このような店は大当たりか、ハズレかってケースが多い。でも、この店の雰囲気は期待が持てそうな予感。よし、今日はココに決めた!!
店名など「中華料理」や「ラーメン」はよく見るが、看板に「ぎょうざ」が書かれている。餃子がおすすめメニューなのだろうか。
お店に入ると、カウンター席が7~8席ほど、年代を感じる厨房、そして店のおばちゃんが餃子を作っていた。
壁に貼られた手書きのメニューをみると、ラーメン430円、餃子430円、焼きめし480円、中華丼530円と…。全体的なお値段が手ごろだけど、餃子が少し高め。しかもラーメンと餃子の値段が一緒と来た。これはますます餃子の味が気にかかる。
よし、ここは看板にあった「ラーメン」と「餃子」で注文することに。すると一足先にラーメンがやって来て、手作り感があって良い感じ。
ラーメンには、大きなチャーシューとモヤシそしてネギ。
ところが、食べてみると意外とこれが薄味。正直に言ってしまえば物足りないほど薄味だ。健康に良いのかもしれないけど、う~む。
続いて到着した餃子もまた手作り感満載。
この期待の餃子のお味は、なるほど!こいつは美味しい。薄味のラーメンからは想像出来ないほど味がしっかりしていて、皮の食感も見事。
そう言えば、以前働いていた職場に中国人研修生がいて、餃子を作ってくれたことがあった。その餃子の味がビックリするほど美味しく、思い起こせば、あの時の味にそっくり。そう言えば…、あの研修生も中国の大連出身だったな。
以前、北京で餃子を食べた事があったが、根本的な味付けが違う。何の薬味がこの風味を出しているのかは分からないが独特の旨みがある。この店の名前は「大連閣」だけど、大連と何か関係があるのだろうか?
そんな事をお店のおばちゃんに話しかけたかったが、何となく「よそ者は話しかけるな」みたいなピリピリした雰囲気。
本来ならカウンター式で、小さな食堂みたいなお店と言えばアットホームで人情味あると決まっているものだが、まさかの例外だった。
そもそも席に着いた瞬間、店のおばちゃんに「何がおすすめ?」と聞いたら「はぁ?」みたいな返事が返って来た。虫の居所が悪かったのか?常にこうなのかは分からないが、せっかくの餃子の味が勿体ないと言う印象が色濃く残る。でも餃子はもう一度食べたいかな。
ラーメン ぎょうざ 大連閣
住所:大阪府大阪市西区九条3-4-2
電話:06-6581-6604
営業:11:30~20:00
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