海鮮居酒屋 のぶちゃん 難波店（大阪、なんば）
大阪なんば、よしもとのグランド花月近くには飲食店が沢山あります。大阪名物のコナモンも道頓堀の食べ歩きが有名ですが、この千日前界隈も観光として活気あるエリア。
そうなると飲食店もお多く、ランチも各店で色んな趣向がある。例えば、面白いなぁ～と感じたのは、海鮮居酒屋 のぶちゃん のランチメニューです。
ほら、見て下さい！
ハッキリ言って、なんじゃこりゃ～の世界。
なんと！痛風丼ってのもある(笑)
いくら醤油漬け、あん肝、うに、カニ身、カニ味噌、玉子…で980円。
この内容で980円？これは安い！って言うか、本当に大丈夫？って思う。このようなメニューって時々あるけど、写真が良すぎて、実際と違うパターンを数々見て来た。
時々、このブログでも「詐欺だ」と叫んできた。しかし写真通りの内容だったらスゴイ。ネーミングも面白いし、気になる。食べたくなる。
よし！今回のランチはここで決めた！
お店の中に入ると、昼間からお酒を片手に「ちょい飲み」をしている人達の姿が… ここだけ昼間ではなく夜な気分。ランチで入った感じがしない。
店の中は笑い声が響き、飲んでいる人たちは素敵な時間を過ごしている感じ。セカセカした昼のランチタイム… この空間、この時間の使い方、実に羨ましい。
ただ、残念だったのはタバコ…。
分煙されていないし、私一人の利用だったのでカウンターに通された。隣の方がタバコを吸うと、吸わないモノからすると辛い。テーブル席が空いていたので、そこに誘導してくれる店員さんの気遣いがあれば、嬉しかったんだけどな。
さて、やって来ました！痛風丼。
ところで、痛風（つうふう）って知ってます？
これは尿酸が体の中にたまり、それが結晶になって激しい関節炎を伴う症状になる病気。痛風の名の通り風だけでも痛みを感じるほど耐えがたい激痛に悩まされると言う。
昔は「ぜいたく病」なんて言われたそうですが、美味しいモノばかり食べていると、起きやすい。美味しいモノ＝プリン体を含む食事が多いからね。
この痛風丼は、その美味しいモノを集めた丼、いくら醤油漬け、あん肝、うに、カニ身、カニ味噌、玉子だもんね。
逆に言えば…プリン体の塊のような丼と言った感じなのでしょうか。
でも、ちょっとメニューの写真と違うんじゃやない？(p_-)
カニ身、あん肝は、まぁまぁで…
いくらがなぁ～物足りない。
ウニもメニューの写真と少し違う…ぞ。
でも、ギリギリOKかな。って言うか、980円なら実際にお得だと思う。だって、内容が…いくら、あん肝、うに、カニ身、カニ味噌、生玉子なんだもん。すごいよ！
料理の味は全体的に美味しかったです。
でも、満足したかと言えば… 店に入り、料理を注文するまでが一番ワクワクした。私個人的な意見を言うなら、そこが勿体ないなぁ～と感じた。
このネーミングで勝負するなら、名前負けしてはダメと思う。
とは言え、痛風丼…私はツボでした。コンセプトは最高！本当に面白い。見つけた瞬間に「わぁ～食べたい」と思いましたもん。しかし、このオモロイメニュー…、意外と巷での注目度は低そう。きっと店のオーナーも、空振り感を感じているんじゃないだろうか。
ここは、もっと具を盛るべきだと思う。
980円でボリューム増が無理なら、1,200円に値上げして、その分具を増やした方が絶対に良いと思うな。
メニュー見て「どうせ名前だけでしょ、写真だけでしょ」と言う概念を打ち消したら、きっと何かが起きるはず。特にいくらを増やして欲しい。いくらは客を呼ぶ魔法の玉だから。
今のままでも料理は良いけど、痛風丼の名前のインパクトに勝って欲しい。
食べながら、勝手にそう感じていた。
食事を終えると、サービス券をもらいました。
それが、次回利用の「お造り１人前 無料券」というもの。このサービスも良いね。立地も良くて、味も美味しい。コンセプトも良くて、でも、惜しいかな何か違う足りない。
料理が到着した時のメニューを超える驚き、盛り付け方、器も反射しない陶器が良い。他にも色々あるが…、少し見直すと、この店は大化けするに違いない。
それにしても痛風丼って…(笑) よく考えたなぁ～。実にユニークで面白い。
海鮮居酒屋 のぶちゃん 難波店
場所：大阪市中央区難波千日前１１−２３
電話：06-6646-0840
営業：12：00～02：00
定休：なし
