映画「花戦さ」の舞台!京都の六角堂は、なぜ六角形なのか?

六角堂(京都市中京区)

京都市中京区、烏丸通と三条通が交差する付近に「京都の中心」と古くから伝わる場所があります。それは西国三十三所観音巡礼の十八番札所としても名高い六角堂いけばな発祥の地としても知られ、多くの人に愛され親しまれています。

京都の六角堂

この六角堂は“花の力”で秀吉を討つ!そんな痛快時代劇映画「花戦さ」の舞台となった事でも話題を集め、今は旬の場所といった感じ。

京都の六角堂

だから境内には…

京都の六角堂

こんな感じでパネルも設置。

京都の六角堂

最近では、映画のロケ地やモデルになった地を巡る「聖地巡礼」的な旅のスタイルが人気で、パネルがあるとファンは嬉しいですね。ところで、この六角堂ですが正式名は「六角堂」ではありません。

京都の六角堂

正式名称は「紫雲山頂法寺」と言います。この名前を知っていると、かなりお京都通といえるでしょう。

そんな六角堂の創建は聖徳太子が587年に四天王寺建立の材木を求め、この地にやって来た時まで遡ります。その当時、この辺りには泉が湧き出ており、太子が身を清めようと常に持ち歩いていた持仏の如意輪観音像を木の枝の間に置くと、観音像は重く動かなくなり「この地にとどまって人々を救いたい」と太子に告げました。そこで聖徳太子がお堂を建て安置したのがこの六角堂の始まりとなります。

京都の六角堂

この聖徳太子の持仏だったと伝わる「如意輪観音像」は秘仏で見ることは出来ません。お前立は見れますが、実際と大きさは異なります。如意輪観音像は太子が持ち歩いていたと言うから、かなり小さいようです。

京都の六角堂

さて、この六角堂ですが、六角という名前の通り形は六角形。世の中に八角形のお堂は時々見かけますが、六角形というのは珍しい。ちなみに八角形と言えば、法隆寺の夢殿、興福寺の南円堂などが有名です。

現在のお堂は1877年に再建されたもの。ちなみに「六角」とは、六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)によって生ずる六欲のことで、これらを捨て去って角を無くし、円満になるという祈りを込めた形と伝わっています。

せっかくなら、上から六角形を見てみたい!それなら…

京都の六角堂

じゃじゃ~ん、こんなものが!

京都の六角堂

このエレベーターの先が展望所になっているわけではありませんが、上から六角形の形を見るには十分。

京都の六角堂

今回は、旅行サイトの記事取材という事もあり、特別に屋上から写真を撮らせてもらいました。その時の写真が次のものです。

今回の取材の記事は「いけばな発祥地&京都の中心!六角堂は恋愛のパワースポット」で紹介しました。

京都の六角堂

この六角堂が京都の中心と言われた理由、いけばな発祥の地の奥深さ、ここで食べられる人気のスイーツなど、後日に改めて紹介したいと思います。とにかく六角堂は簡単には語りつくせない魅力でいっぱいなのだ。次回は六角堂の「へそ石」について。

六角堂(京都市、中京区) 「日本のへそ」って言葉を各地で耳にすることがありませんか?例えば、兵庫県の西脇町、岐阜県の関市、長野県の辰野町、...

紫雲山 頂法寺(六角堂)

京都府京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町
075-221-2686
公式ホームページ