さぬきうまいもん祭り
香川県と言えば「さぬきうどん」が有名ですが、実はオリーブに関わる食材が驚くほどに美味しいんです。今回は、そのPRイベントに参加させて頂きました。
この香川県主催の「‟さぬきうまいもん祭り”in大阪」の会場となったのはウェスティンホテル大阪です。
香川県が誇る最高の素材を使い、温かく上質なおもてなしで知られる大阪を代表するホテルの一つ「ウェスティンホテル大阪」の料理長が腕をふるってくれます。
参加させて頂けるだけで、光栄な最高のイベント。
さて、オリーブと言えば、オリーブオイルが有名ですよね。
香川県の小豆島が日本のオリーブ経済栽培発祥の地。植栽されて110年という節目の2019年にオリーブのPR隊「香川オリーブ５」が結成されました。
実はオリーブの採油後の果実を飼料にして育てた肉や魚って、本当に驚くほど美味しいのです。それがオリーブハマチ、オリーブ牛、オリーブ夢豚、オリーブ地鶏です。
そう、オリーブオイルだけじゃないんです！
オリーブは1908年に試験栽培を三重、鹿児島、香川で実施し、香川県の小豆島のみが栽培に成功しました。これが日本におけるオリーブ栽培の始まりです。そして小豆島では現在も日本一のオリーブ生産量を誇っています。
特に小豆島ではオリーブの実を一粒ずつ手で収穫し、実の完熟度や病気の有無を確認してからの収穫に徹底し、質の良い高品質なオリーブとしても有名ですね。
さて、今回の料理ですが…
まずは前菜からで、この美しい見栄えはたまらない。オリーブの葉が添えているのは、さすが！といった感じです。
その内容は、オリーブ車海老やオリーブポテトサラダなど、オリーブづくめで始まったのですが、この中で特に印象に残ったのが、コレ！
オリーブモッツァレラチーズ射込みパン粉揚げ。
前菜のレベル高すぎです。しかし、改めてオリーブって美味しい。
こちらは「オリーブハマチ」の料理。
香川県は世界で初めてハマチ養殖の事業化に成功した県で、この「オリーブハマチ」とは、オリーブ葉の粉末を2％以上添加したエサを20日以上与えて育てた養殖ハマチのこと。
今回は、かぶら巻で、キャビアが添えられています。
続いて「オリーブ地鶏」です。
この「オリーブ地鶏」とは、讃岐コーチンと瀬戸赤どりに、オリーブオイルの採油後の果実を加熱乾燥して与え育てたブランド地鶏。深みある味は口の中でも彩を感じます。
料理はハーブ炭焼き。カリッと皮が香ばしく絶品の一言。
そしてサイドにあったオリーブ地鶏の肝生姜煮は、まるで口の中で蕩けるフォアグラ。他では滅多に味わえない贅沢な美味しさです。
そして「オリーブ夢豚」は、炭火焼で登場です。
この「オリーブ夢豚」とは、肉質が良い英国のバークシャー種をもとに開発された讃岐夢豚に飼料にオリーブを混ぜて育てた豚のこと。
とにかく濃厚で、脂身に甘みがあって、芳醇な旨みと言うのだろうか、口に入れた後に皿に残る肉の塊を凝視してしまう。かなりインパクトの残る味わい。うまい！
そして「オリーブ牛」は塩釜焼きで。
このオリーブ牛、最近は有名になってきていますね。こちらは5年に1度開催される「全国和牛能力共進会」で最も高い枝肉に与えられる特別賞「脂肪の質賞」を受賞しています。
また、オリーブ牛は生活習慣病の予防に注目されているオレイン酸を多く含む健康維持にも期待が高まる最高級の和牛。オリーブの採油後の果実を与えて育てた讃岐牛は、コクがあって、サッパリし、柔らかくて、蕩けます。
この味を知っちゃうと、肉の頂点を見た気分になります。
今回、驚いたのは肉の美味しさに加え野菜の美味しさです。そして、これら素材の良さを見事に活かすシェフの腕前は感動的でした。
同じテーブルの方々も「さすがウェスティンホテル大阪！違うわ」と何度も感嘆の声を上げていました。そうなんです、このホテルの味は、本当にスゴイんです。
記念日など、ウェスティンホテルのディナーorランチなど如何でしょうか？
本当に美味しいですよ!!
そして…、香川県と言えば～
そう、「讃岐うどん」です。実演もありました。
このモッチリしたコシのある麺、語るまでもなく旨いです！
逆に、肉料理の後にうどん…。この相性の良さは新たな発見でした。
やっぱり香川県の食材は最高ですね。さぬきうどんが有名で、香川県と言えば「うどん県」と呼ばれるほど、讃岐うどんのイメージがあり、香川に旅行したら「うどん」を食べなきゃ！なんて思っちゃいますが、実はそれだけじゃ勿体ないんです。
この「オリーブハマチ」「オリーブ地鶏」「オリーブ豚」「オリーブ牛」は、どれをとっても一級品の素材。食べたら分かるけど、他と全然違います。
香川県（小豆島）のオリーブって本当に素晴らしい。もし、見かけたら是非！騙されたと思って食べて見て下さいね。きっと美味しさに驚くはず！！
