忠太郎 (滋賀、長浜)
滋賀県の長浜と言えば、秀吉が最初に城持ちとなった場所として戦国の歴史好きには魅力溢れる街。また伝統的建造物群を生かした黒壁スクエアの雰囲気も素敵ですね。
旧市街地の中心に位置する旧第百三十銀行は、かつて「黒壁銀行」の愛称で親しまれ、現在は黒壁ガラス館となり賑わいを見せています。
そんな黒壁スクエアの周囲は、黒を基調としたレトロで落ち着いた風情があって、すぐ横の96カフェでは黒壁に因んだ「黒いソフトクリーム」が味わえます。
そして、その96カフェの正面にある「忠太郎」でも黒グルメが♪
例えば、ほら♪ 近江牛黒コロッケ
他にも、黒とんかつもある。
と言う事で、ここで食事をする事に!!
早速、メニューを見ると…
近江牛鉄板焼肉御前 1,500円。
近江牛うしどん 1,000円。
近江牛 焼牛丼 1,200円
…など。近江牛メニューが色々あって、しかも格安。
店主さんに話を聞くと、認定のA5ランクの近江牛を使用してここまでの値段で提供してるのは、本物の美味しい肉を身近に感じて欲しいからと言う。マジで安くて良い店。
他にもとんかつ、エビフライなどもある。色も選べます。
と言う事で、今回注文したのは、まずは単品の「近江牛 黒コロッケ」(2個で100円)って言うか、この黒コロッケも安いと思いません?
よく考えてみて下さい。普通のコロッケではなく、近江牛入り。しかも黒壁スクエアの目の前、長浜観光のメインエリアと言う最高の立地。コロッケも黒く特別仕上げ。それが2個で100円(つまり1個50円)。安い。
コロッケの味も美味しい。肉とジャガイモの風味はしっかりしているし、特に印象的なのが香ばしくサクッとした食感。このコロッケはテイクアウトで食べ歩きも出来るので、機会があれば是非食べてみて欲しい。
そして、こちらが「近江牛 焼牛丼」です。
お店の方におすすめを聞いたら、この「近江牛 焼牛丼」と言われ、おすすめ品を注文しました。言うまでもなく近江牛は柔らかく、そして全体的に甘めで優しい味。ウマイ!
そして、やっぱりコレは食べておきたい! 「黒いかつ丼」です。
すごいインパクト!と言いたいのですが、この店… ハッキリ言って盛り付けと言うか、魅せ方が上手ではない。玉子の上に黒いカツを置いたら写真映えもするのに、黒いカツが下だから残念ながら目立たない。しかも黒いお盆が同系色。
更に言えば、先ほどの「近江牛 焼牛丼」もそうだ!肉料理は赤い器ではインパクトが弱くなってしまう。せっかくなのに勿体ない。
ほら!こうしたら映えるでしょ!!
この黒い色は竹炭入り黒パン粉を使っているからだとか。お味は黄色いふわふわ玉子に黒いカツ。この真っ黒な衣に包まれた黒いカツはサクッとした食感。そして柔らかい。正直に言います、これは見た目勝負以上に、味勝負でOKが出来る。本当に美味しい!!
食事を終え、お店の方に「今回は民泊の取材を兼ねて長浜に来てて、その記事内に黒いとんかつを紹介させて欲しい」と話しかけると、とっても素朴で素敵なご夫婦。良い店だなぁ~と感じさせられた。その時の記事はこちらです。
楽しんで旅をすると、良い出会いがある。この店もそんな出会いの一つであった。
忠太郎
場所:滋賀県長浜市元浜町8-12 1F
電話:0749-62-0158
営業:11:00~20:00
定休:木曜日
公式ホームページ