白毫寺(兵庫県、丹波市)
兵庫県丹波市にある藤の名所「白毫寺」で満開になったとニュースを聞いて、衝動的に見に行きたくなったのは日曜日のこと。(2019年5月12日)
その前日には、Yahooのトップページにも写真が載り、TVのニューでも満開の姿を見かけました。「混んでるだろうなぁ~駐車場は入れるだろうか?」先月に行った奈良県の高見の郷の件もあり、警戒しながら早朝に家を出発しました。
目立った渋滞もなく丹波市に到着。とは言っても、白毫寺(びゃくごうじ)の近くまで来たら渋滞が激しいだろうと思ってたら…
驚いたことに、これが意外とすんなり。到着した時間は朝の8時半頃。この時間帯に到着し駐車場に入る前に20分ほど待ったくらい。
かなり朝早くから来ている方が多いのでしょう。8時半過ぎで、もう帰って行く人も多い。帰って行く人がいるから、駐車場に空きが出て、いい感じで流れ、駐車場も停滞が少なく回転している感じです。
白毫寺の渋滞と駐車場に関して…
この情報は、あくまで参考程度で100%信じないで欲しいのですが、私が白毫寺の九尺藤を見終えて帰る時も、思ったほど渋滞していませんでした。11時前頃だったかな。とろとろ運転が始まってから30~40分くらいで駐車場に入れそうなイメージ。
私は2時間ほど白毫寺で過ごしましたが、同じ時間帯に帰って行く人も多かった。午後からの状況は分かりませんが、少なくとも午前中に来れば、満開の日曜でも、それほど苦もなく駐車場には入れそうです。
あれ?あそこに何か動物でもいるのかな…
近くに行ってみると…
そこでは、孔雀が見事な羽根を広げてお披露目中。この孔雀って、毒蛇も食べるらしく、仏教の守護神と言われているんだとか。
そして、こちらは太鼓橋。
この橋の手前は俗世、反対側は悟りの世界、そして急こう配は悟りの厳しさを表現しているそうですが…
大勢の子供達が、難なく登って降りていました。
この太鼓橋の向こうには薬師堂があります。
ここは春でも秋のような景色が見られます。
そして、山門には「白毫寺 九尺ふじ」のノボリがある。
この辺からテンションが上がって来ます。
そして本堂を過ぎると…
その先には、全長120mあると言われる藤棚の姿が!
この瞬間、私の中では…
「あれ?」「こんなもんか…期待していたほどではないかも」と言う印象。
おそらく、手前が広い空間が、そう感じさせたのでしょう。
近くまで行くと…
なるほど、これは凄い!
この白毫寺の藤(ふじ)は、園芸品種名で「九尺ふじ」と呼ばれ、正式名称は「野田長ふじ」と言うそうな。
花穂の長いのが特徴で、記録では180cmもの長さがあったそうですよ。
うん!素晴らしい。
上の方にも藤棚があったので、そこへ行ってみると、ここはそれほど…
でも、上から見下ろす景色もまた素敵。
再び、下に降りて藤棚のトンネルを歩いてみた。
人、人、人…
花に近づくと、蜂だろうか? ブンブンブンと羽音がスゴイ。
そして写真に夢中になってる方々も大勢。当然そうなりますよね!
駐車料金は無料で、境内に入るのは協力金として一人300円。子供は無料。これだけ素晴らしい景色が見れて、しかも警備の方は駐車場で交通誘導している。それでこのお値段は信じられない程に安い。
それで駐車場も比較的すんなり入れる。信じられないけど、すんなりでした。ここは本当に来る価値がある場所。本当におすすめですよ!
尚、開花状況などは下部の公式ホームページよりご確認下さい。
白毫寺
場所:兵庫県丹波市市島町白毫寺709
電話:0795-85-0259
公式ホームページ