支那そば 三八 黒崎店(徳島県)
徳島県の庶民派グルメと言えば“徳島ラーメン”で知られる地元の中華そば。茶色いスープ、豚バラ肉や生卵のトッピングで知られていますが、「茶系」以外にも「黄系」「白系」とあり、今回は黄系の代表格支那そば 三八 黒崎店に来てみました。
尚、この店はLINEトラベルjpでより詳しく紹介しています。
駐車場は完備で、ファミリーで利用しやすい店構えのこのお店は、窓が広く明るく清潔感があります。11時開店と共に、平日でもスグに満席になります。
さて、メニューを見ると、けっこう種類は豊富。
圧倒的な人気を誇る支那そば以外にも、餃子も人気で売り切れてしまうのでテイクアウトは中止しているそうな。ラーメン屋さんとしては意外ですが、ソフトクリームも人気だとか。
そしてメニューの右上には、阿波藍甕ラーメンと言うメニューが見えまますね。ところで、この藍甕(あいがめ)って何だろうか?
この藍甕とはこの藍染の染液を作る際に使用する大きな甕のことで、その器をイメージしたラーメン鉢で食べられるのが阿波藍甕ラーメン。三八の黒崎店限定メニュー。ちなみに、徳島県の藍染は「JAPAN BLUE」の色として世界的に有名ですね。
そして、これが阿波藍甕ラーメンです。このラーメン鉢は徳島県の伝統工芸「大谷焼」で特注されたものなんですよ!!
見た目は小さく見えるけど、1.5玉入りでボリューム満点です。
阿波藍甕ラーメンは、徳島産すだち入り。しかも輪切りのすだちだけでなく、スープにもすだち果汁の入っているので、一口目で「わぁ!」と驚くサッパリ味。
よく夏場に冷たいラーメンや蕎麦にすだち入り…ってのは見かけますが、アツアツのラーメンにすだちが贅沢に入っているのは珍しい。しかもベースのスープは支那そばラーメンで、トロリとした黄金スープ。
要するに、黄金スープ×徳島産すだちの合わさった味。
ちなみに、このすだちは食べてもOK。苦手な人はギュッと絞ってもOKです。どちらの食べ方もおすすめですが、私はラーメンと一緒に食べました。
もう口の中は…すだち!すだち!すだち!すだち!と言った感じで、口の中は完全にすだちに支配される。そして濃厚サッパリ味が出来上がる。
私はラーメン好きで、けっこう色々と食べ歩いてきたけど、この藍甕ラーメンほどアツアツで、すだちを感じ、サッパリしてるけど濃厚な味のラーメンは初めてでした。
徳島県の伝統工芸の大谷焼のラーメン鉢で、しかも藍甕をイメージした器、徳島産すだちが贅沢に入った徳島のラーメン。これこそ究極の徳島ラーメンかなって思ったりも。この味は女性に大人気だそうですが、あとくちサッパリ!分かる気がする。
支那そば 三八 黒崎店
住所:徳島県鳴門市撫養町黒崎松島157
電話:088-685-7680
営業:11:00~22:00(金・土・日・祝は23:30まで)
定休:火曜、毎月1回月曜
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