【愛知】紅葉の名所!香嵐渓スグ「白鷺やな」で鮎の掴み取り&塩焼き

白鷺やな(愛知、豊田)

愛知県豊田市と言っても山の中。ここは紅葉の名所として知られる香嵐渓からスグの場所にある「白鷺やな」に来てみました!季節は夏です。

ここで来たのは、昔ながらの伝統に基づいた造り方の「やな」があり、そこで鮎の掴み取りが出来て食事も出来ると聞いたから!やっぱり自然を感じながら過ごせると言うのは、今の時代では魅力的ですね。

白鷺やな

本当は昼頃に到着する予定で、ここでランチをと考えていたのですが予定は大幅にズレてしまい、途中で昼食を既に食べて来てしまった。

でも、せっかくなので「やな」で鮎の掴み取りをしてみたい。そんな思いで到着です。

そして…

「白鷺やな」と書かれた看板はあるが、あまり人の気配が無い。少し寂れた感がある。駐車場の横には大きな建物があり、旅館だろうか?旅館だったのだろうか?そんな建物の横を歩いて奥へと進んでみた。
(ここの雰囲気が、もう少し良かったら良いのだけど…)

白鷺やな

途中で懐っこい猫が数匹いた。坂道を下ると… あっ!あそこか。

白鷺やな

これが「やな」ですね!

白鷺やな

ほうほう!いい感じです。

白鷺やな

なるほど!この橋を渡って

白鷺やな

ここで鮎を掴み取りするわけだ。

この「白鷺やな」は、鉄骨やワイヤーを用いない工法竹や石をふんだんに使用し昔ながらの伝統工法でて造られたもの。確かにすごい手作り感がある。

歩いてて足とかズボって入ったりしないか、最初は恐々歩くも実際は全然大丈夫。

白鷺やな

しかし癒される。良い場所だ!!

白鷺やな

そうそう、お店はこんな感じ。

白鷺やな

この店では、鮎の掴み取りをする場合は、定食を注文しなくてはいけません。しかも掴み取りの最中に鮎が逃げてしまった場合は、鮎が減ってしまうと言う…。

ん?それってどうゆう事かな??

決めた数の鮎を放流するって事かな?それを「やな」で掴み取りする感じなのだろうか??

白鷺やな

その定食と言うのが、思っていた以上に高い。

白鷺やな

時間は15時を過ぎ、昼食も食べて来てしまっていた。1,000円ほどなら2度目のランチもOKと思って来たけど、1人2,500円はちょっと経済的にも厳しい…。

どうしようか家族で相談していたら、お店の方が「もう時間的にも遅いので、本当は定食でのみ鮎の掴み取りをお願いしていますが、今回は塩焼きだけでも大丈夫ですよ」と。メッチャ優しい。ありがたい事です。

で、3匹分の掴み取りをお願いすると、店主さんがバケツに鮎を入れて持ってきた。

もしかして…

白鷺やな

もしかして、もしかした!やっぱり、こうゆうことか!(笑)

先ほどの鮎が逃げた場合の案内を見た時の疑問がココで一気に解決。要するに購入した鮎が、ここで放流され、それを捕まえて、それから調理してもらうわけだ。

白鷺やな

そして鮎の掴み取りがスタート!!

白鷺やな

上流で放流した鮎がピョンと跳ねて来て、それを捕まえて…、考えたらそんなわけないか。想像以上に作為的な手掴み。

でも、この鮎の掴み取りも、実際にやって見たら、やはり面白いもの。

竹の隙間から鮎が逃げ出さないか必死で掴み取る。一瞬の出来事で、写真どころではない。そして2匹はあっという間に捕獲したが、3匹目が見つからない。

逃げ出しちゃったか…。

白鷺やな

と思っていたら、端っこの方で見つかった。無事に3匹確保。

白鷺やな

そして、その鮎を店主さんに手渡すと調理してくれます。お店の中はこんな感じ。とにかく放流してから、あっという間に終わります。

目の前に川が流れ「やな」があり、竹林も見え雰囲気抜群。

どうしてもがいるので、事前に虫よけをして行くと良いでしょう。この日は地域ニュースで35℃ほどありましたが、ここではエアコンなくて大丈夫。でも扇風機は付けた方が良い。涼しいとまでは言えなが暑過ぎる事もない。

白鷺やな

さてさて、

白鷺やな

先ほど捕まえた鮎が焼きあがりました。

白鷺やな

焼き具合とか丁度いい感じ。美味しそう!

白鷺やな

って言うか、本当に美味しい。身はホクホクしてて塩加減も調度いい。

まぁ~自分たちで手掴みした鮎って事もあるので気分的にも良い。でも釣りなどと違って、決められたものを捕るスタイル。しかもあっという間に終わる…。これを楽しいと表現して良いのか分からないけど、鮎の美味しさがそのモヤモヤを消してくれた。

ただ鮎の塩焼きをお店で買って食べるより、ずっと良いというのは間違いない。

グルメ評価

白鷺やな

場所:愛知県豊田市篭林町塩平 篭林町塩平18
電話:0565-62-1009
営業:11:00~18:00
定休:金曜
公式ホームページ