奄美大島はハブに要注意！でもハブの抜け殻は「宝くじ」に当たりやすいとか

奄美大島のハブ

奄美大島を旅行している時、地元の方に何度か注意をされたのが、藪の中を不用意に歩いては行けないと言う事。それはハブに遭遇し噛まれる可能性があるから。特に危険なのが木蔭や小川の近く、またサトウキビ畑らしい。サトウキビ畑にはネズミが多く、そのネズミを食べるハブが沢山いるそうな。

旅をする時はガイドブックを手にするよりも、やはり地元の人と会話するのが一番。ついつい長話になってしまう事も多いけど、面白い場所や美味しい店、その土地のルールや危険な事に対する情報も仕入れる事が出来る。

「ハブには気を付けて！」私が色々と興味を持ってアレコレ聞くからかもしれないが、何度となく言われた言葉だ。そこまでマニアックな場所に行く気はないけど、大阪では知り得ない情報が沢山あって面白い。ハブの恐ろしさを耳にしてビビっていると、地元の役場を紹介してくれた。ここは大和村役場だ。

どうやら捕獲したハブを見せてくれると言うのだ。そう、ハンターによって捕らえられたハブは役場の奥にある石小屋に鍵付きで閉じ込められていた。

役場の方が鍵を開け、蓋を開ける。何だかここでハブがピョーンと飛び出して来ないか怖かったけど、そんな心配はないのか？役場の方は平気な顔をしている。大丈夫そうなのでソーと中を覗くと…

わぁ～もうダメ、こうゆうの苦手。

すると役場の方が「出して上げるわ」と言い出した。

え？…　いや…

うわっー

まぁ～役場の方が側にいるから大丈夫なんだろうけど、かなり怖いぞ。

このヘビを奄美大島や沖縄で見かけたら、絶対に近づいては行けない。

基本的にハブは人間の気配を感じたら逃げるそうですが、突然遭遇したら無条件で飛びかかって来るらしい。目で見て飛びかかるのではなく、体温に反応するらしい。そして例えば足をかまれたら、1時間で毒が回り足は使い物にならなくなる可能性があるそうな。筋肉がやられてしまうそうですよ。怖過ぎですね！

もし噛まれたら、場所によっては救急車を呼ぶより、近くの役場に走ると解毒があるので応急処置が早いそうです。気を付けるべきは土地勘のない観光客が不用意に山の中に入ってしまうと、携帯の電波が届かないときもあるので要注意。でも観光客が噛まれたなどと言う情報は殆どなく、ハブに噛まれる人は農作業の方が多いみたいです。