防災グッズのおすすめは?非常用の水の1日に必要な量って知ってる?

防災グッズ、そして防災を考える

西日本豪雨による被害におきまして、被災地および周辺地域の被害にあわれた皆様に謹んでお見舞いを申し上げます。一日も早い復旧、復興を心よりお祈り申し上げます。

大阪の地震に続いて、西日本豪雨で各地で大きな被害が出ました。ニュースを見る度に胸が痛み、起きている現実に恐ろしさを感じます。

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防災グッズは準備しておく

何か災害が起きると「防災グッズ」への意識が高まりますね。でも実際には、これらのグッズを揃えた所で、大災害を防ぐなんて出来るわけありません。

とにかく、自分の命をどう守るか?ライフラインが止った時に、救援物資が届くまで何とかする。「せめて3日間は何とか凌ぐ」防災グッズとは、そういう準備のようなもの。今回は防災対策に関して、教えてもらった事を以下にまとめてみました。

防災グッズとは…

①自分の命を守るモノ
②ライフラインが止った場合に支援が来るまで必要なモノ

例えば、はしっかり確保。非常食も置いておく。医薬品電池カセットコンロ車のガソリンは満タンに。イザ!と言う時にスグに出せる場所に用意しておくもの。

ネットで検索すると、防災士厳選の防災グッズ39点セットが出てきますが、現在は大阪地震の影響もあり、7月上旬に注文しても、届くのが10月下旬だとか。

災害が起きてからでは入手が難しい。

地震や台風、ゲリラ豪雨、土砂崩れ、洪水など、いつ起きるか分かりません。防災グッズは早め早めの準備が肝要です。そして持ち出しが出来る防災バッグ、非常袋などで常に用意しておく事が大切。

防災グッズって何が必要?

ところで、防災グッズって何が必要なのか?

もし災害が起き、電気、ガス、水道などライフラインが止ってしまった時の事をイメージしてみましょう。公的な支援が行きわたるまで、どうしのぐかを考えてみると、必要な防災グッズが見えてくる。例えば…、

飲料水、非常食、医薬品、衣類、電池、懐中電灯、ローソク、ライター、カセットコンロ、雨具、カイロ、毛布、テッシュ、ビニール袋、携帯ラジオ、充電が出来るアイテム、現金(小銭も)、旅行用などの洗面道具、毛布、タオル、ナイフ、ハサミ、スプーンなど。

考えだしたらキリがありません。でも考えて厳選し、準備しておくべきもの。

「防災士厳選の防災グッズ」に関してはこちら

飲料水は1人3リットル。これが1日の必要量

知っていますか?水は1人あたりの必要量として1日3リットルが目安と言われています。もし2リットルのペットボトルを1ケース6本の用意だと…。2日も持ちません。

私は3リットルも飲まなっから…。と考える方もあるでしょう。でも、それは間違いです。この3リットルと言う量は成人が1日で排出している水分量。飲まなければ健康不良を引き起こしてしまいます。

◆飲料水は3日分は用意する

◆1日で1人あたりの必要量は3L

つまり3日間で考えると9リットル必要一人あたり2リットルのペットボトルで5本必要。3日間で必要なペットボトルの数は、3人家族なら、2リットルで15本になります。4人家族なら20本になります。

ちょっと量がハンパない…(・・;)

そこで普段からウォーターサーバーを利用するようになったと言う人が増えていると言う。ちなみに、ウォーターサーバー「クリクラミオ」の例で見ると、ウォーターサーバーは送料無料自宅まで運んでくれサーバー代も無料メンテナンスも無料。かかる費用は水の金額だけ。確かに便利ですね。

ペットボトルを大量に買い込んで循環させるなら、こっちの方が良いのかも…。この「クリクラミオ」では、8リットルの軽量ボトルを使用しています。

ウォーターサーバー「クリクラミオ」に関する詳細はこちら

飲料水と非常食は各部屋に置いておく

これは教えてもらった事なのですが、飲料水や非常食は1ヵ所にまとめておくよりも、2ヶ所以上に分けておいた方が良いそうです。もし地震などで崩れてしまった場合、取り出せないなどといった可能性があるからです。

仮にペットボトルを20本準備しておくなら、家族の数によって準備する数も多いので、1ケ所に全て置いておくのは難しい。分散させるのは良い考え方ですよね。

そう考えたら、「クリクラミオ」の8リットルの軽量ボトルって魅力的。

避難勧告について

私自身で言えば、地震の時も「まさか自分の住む町には来ないだろう」と油断があったし、大雨で警報が出た時も「避難までしなくて大丈夫だろう」と安易に考えがありました。

今回の関西豪雨…。大雨では大阪の一部地域でも避難勧告が出ていました。知人と話している時に、その知人の家は、まさに避難勧告の出ていたエリアだったそうな。

「大丈夫でした?」

「ウチの辺は住所は避難エリアに該当してたけど、まぁ大丈夫やわ」

そんな会話でした。うんうんと話を聞きながら、私も同じ状況化なら、不安ながらも避難はしなかったに違いない。いや、避難する頭すら持っていなかったはず。

その後、西日本豪雨の被害の状態をニュースで見て、自分自身の「避難」に対する認識があまりに甘さを感じています。自分の判断一つが、家族の運命も左右させる可能性がある事を理解しないといけませんね。

それに、実はあまり認識していなかったのが避難勧告」と「避難指示」の違い。内閣府のホームページにある防災情報のページ(下の画像は内閣府公式サイトから引用)見ると…

避難勧告&避難指示

避難準備→ 避難勧告→ 避難指示(緊急)

ただし、必ずしも、この順番で発令されるとは限らないようです。「避難勧告」が出た時の判断は重大で、「避難指示(緊急)」になった場合は、逃げ切ることができず被害に合う可能性が高まっている。そんな危険な状態が近づいていると言うこと。

避難勧告の意味、避難指示の意味。「そんなの分かってる!」と言うのが今までの私の考え方でした。しかし、実際に避難勧告が出ても逃げる心構えを持たないのであれば、意味を理解していないのと同じですよね。

守るモノは自分だけの命じゃない。緊急時の判断はとっても大事かと。


避難準備

避難勧告や避難指示(緊急)を発令することが予想される場合

避難勧告

災害による被害が予想され、人的被害が発生する可能性が高まった場合

避難指示(緊急)

災害が発生するなど状況がさらに悪化し、人的被害の危険性が非常に高まった場合


災害が起きた時は、「こうしなきゃ!」「ああしなきゃ!」と思うけど、1週間もすれば危機感は薄れ、1ヶ月もすれば意識から外れ。そして数ヵ月もすれば忘れてしまう。人間って単純な生き物です。

でも、過去の歴史や経験を振り返り、改善し学習し正しい認識を持ち、防災を見直し、きちんと備えることが出来るのは人間の英知。

今一度、見直したいものです。

とにかく、飲料水は3日分は用意する。1日で1人あたりの必要な水の量は3L。しっかり意識しておきましょう。備えは大事ですよ。

今年は関西での自然災害が多いのが心配。

被災地の一日も早い復旧、復興を心よりお祈り申し上げます

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