しらんがな!! (大阪、アメリカ村)
大阪の心斎橋から10分ほど歩いたら、若者が集まる古着や雑貨屋さんが多いアメリカ村に到着する。この界隈には飲食店も多く、「甲賀流」と言う有名なたこ焼き屋さんがある。道頓堀、千日前、そしてアメリカ村の辺りは「たこ焼き」の激戦区。
そんな中で、個性的な店名で目立つ店がある。その名も しらんがな!! です。
気になるネーミングですし、公式サイトを見ると「ミナミで一番面白いたこ焼き屋を目指します」とかかれていました。
確かにメニューをよく見ると…
値段表は500円ではなく、500万円になってる!!
これを大阪らしいと言って良いのか分からないけど、確かに「これ、なんぼ?」「それは300万円」みたいな会話はある。どちらかと言えば親父ギャグのような類だが…。このようなコンセプトも面白い。ところが・・・
実はちょっと大阪的な会話のノリを期待してたけどサッパリでした。「あかんやろ!」って突っ込みたくなるほどマズイ内容。
偶然だったのかもしれないが、素直に書くと…
一番人気とある「ネギ塩大盛」、メニュー表に6発500万円と書かれているやつを注文した。財布の中には500円玉があったけど、あえて千円札を出してみたんです。それは勿論、「はい、おつり500万円~」みたいなベタな会話を期待したから。
それなのに!なんと、無言で500円が返って来た。
どこかの議員さんのように「ちがうだろー」と叫びたい気分。このノリのコンセプトの店で、この冷めた接客…。ハッキリ言って、この接客対応なら普通の看板に戻した方が良いような印象を受ける。
まぁ~面白かったと言えば…
たこ焼きを買って、イートスペースに向かい2Fへ行くと、店内に鳩がいたこと。
「おい、くれよ!」「おいらにも分けてくれよ」と言ってるように周囲をウロウロする。
生ビール450万円より、ずっと面白い!
でも、衛生面で考えると問題ありですよね。そもそも2階のイートスペースはあまり清潔感は無い。
たこ焼きもね、ハッキリ言います。ちょっと味が薄い…。
ダシが効いてないと言うのか、少し水っぽい。そして柔らかい。これが本来の味?いや今回は配分を間違えてしまっているのではないかと疑いたくすらなる。
食べログのコメントを見ると「衝撃的に美味しかった」「満足」「うまい」などの声も多い。と言うことは…、本来は美味しいけど、今回が偶然イマイチだったのでしょう。
ノリの悪い接客も含めて、その日の従業員さんによって良し悪しがあるのかもしれない。
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でも、それじゃ~きっと長く続かないよね。5年後ここで続いてるの?って言いたい。作る人によってコロコロと味やサービスが変わる店が長く続いているのを私はあまり知らない。
経営者側が望むような店に機能していない感じがする。とにかく残念。
しらんがな!! 大阪アメリカ村
住所:大阪市中央区西心斎橋1-16-16
電話:06-6245-6808
営業:10:00~22:30
公式ホームページ
食べログ