岸和田城(大阪府、岸和田市)
「だんじりの町」として知られる大阪府岸和田市。
南海本線の蛸地蔵駅から北に5分ほど歩くと、堀に囲まれ石垣の上に白く美しい城が見えてくる。これが岸和田城だ。
岸和田城の歴史は古く、はじまりは楠木正成の一族である和田高家が「岸」と呼ばれていた当地に城郭を築いたのが始まりだとか。
諸説あるようですが、これが「岸和田」の由来のようですね。
ただ、その当時の城は現在の場所ではありません。
現在の城から見て南海本線の線路向こう側の野田町付近にあったとされ、そこには「岸和田古城跡」の碑があります。
さて、岸和田城に関しては改めて書く事にして、今回は「桜まつり」に関してです。
毎年、桜の季節になると開催される「桜まつり」ですが、屋台も出ています。お祭りに関する詳細は公式サイトでご確認下さい。
それにしても、キレイでしょ!
満開です。
やっぱりお堀の周りが見どころで、桜は約170本だとか。
と言うことで、お堀をグルリと一周してみましょう。
ただ、この時に気になるのは車です。
もしかすると、土日と平日は違うのかもしれませんが、お堀の横には歩道がない所があり、特に第4駐車場の近くは車の出入りがあるので気を付けましょう。
↓下の写真は第4駐車場の付近
また、岸和田城の大手櫓門(城への入口)の付近には屋台が並んでいます。
賑わう場所なのですが…
この出店の前も車が普通に通ります。「え?通行止めにしないの…」と思いますが、先ほどの第4駐車場へのルートになっているのか?意外と車の量は多い。
(土日は車の通行が禁止されるかは未確認です)
もちろん、安全な遊歩道で桜がキレイに見れるトコロもあります。
例えば、お城の南側(五風荘の側)です。ここでは道路下を歩く事が出来て、ここはとってもキレイです。石垣やお城を見ながら桜も楽しめます。
城と桜はやっぱり相性が良い。
岸和田城の穏やかな雰囲気は心が和む。
そして、岸和田城の二の丸跡に来ると…
この付近は桜が少ない。
案内を読むと…
ここには伏見城から移築された「伏見櫓」があったそうだ。また、戦国時代まではココに本丸があったそうですよ。
そうと分かれば…、歴史好きはテンションが上がるはず。
あれは二の丸御殿をイメージしたのかな?
って思ったら…
トイレだった(゚Д゚;)
では、岸和田城内へ
岸和田城内は入館300円。城の前の庭園までは無料で見られます。
桜を目的で来たなら、お城の中に入らなくても良いと思います。ただ、天守からは景色が良いのでせっかく来たなら行った方が楽しいですけどね。
⇒ 次回に続く
岸和田城の桜は、ボリューム的にはまぁまぁです。満開のタイミングに来ても「キレイだけど、規模は小さいかな」と言うのが正直な感想…。
とは言え城と桜のバランスは美しく、何より、ゆったりと見て桜が楽しめるのは価値がります。穏やかで、とっても良いトコロです。
岸和田城
場所:大阪府岸和田市岸城町9−1
電話:0724-31-3251
開館時間:10:00~17:00
公式サイト