本家 大たこ(大阪、道頓堀)
大阪ミナミの道頓堀。外国人観光客の影響もあって、この界隈はいつ来ても大賑わい。確かに大きな看板があって、賑やかで、食べ歩きも出来て、雰囲気もある。ここだけは大阪に住む私も来るたびに「大阪に来たなぁ~」と感じる。
そんな道頓堀の名物と言えば、たこ焼きの食べ歩き!この界隈に20店舗以上はあるんじゃないだろうか。地元の人間からすると、道頓堀のたこ焼きは破格に高いけど、この場所で食べる独特の美味しさがある。
今回やって来たのが、本家 大たこ と言うお店。古くから道頓堀で営業している有名店。ハッキリとした記憶ではないけど、昔は橋の上に店があったような、いや現在の場所の向かいにあったような…場所が何度か転々としてる気がする。
と言うのも、学生時代に他府県から友達が大阪に遊びに来たら、道頓堀に来ることが多く、そしてこの店で食べるのが定番だった。昔はココが一番、圧倒的に行列してたんです。
今はもガラガラですね。味が落ちたのか?周囲に店が増えたのか?理由は分かりませんが、昔と明らかにお客さんの流れが違う。
10年以上前は、土日でこの店が行列していない日なんて見た事が無かったと思う。
創業が昭和47年で、道頓堀 たこ焼き発祥の店とある。と言う事は、この店が道頓堀で一番最初にたこ焼きを売り始めたって事ですよね。それが昭和47年…
意外と道頓堀のたこ焼きの歴史は浅い (゜-゜)
この店では、たこ焼きが6個で420円。※2018年11月現在。
けっこうな金額ですよね。近所のスーパーLAMUでは6個100円で売っている。それと比べるなと言われそうだけど、ちょっと高すぎる気もする。俗に言う観光地価格ってやつですね。
高くても美味しかったら文句はない。高いと言っても500円前後の話。さて、この道頓堀発祥の店はどうだろうか?
ちなみに、こんな事を言えば店の方に怒られるかもしれないけど、一番行列してた昔、この店で食べる事は無かった。理由は「高いだけ」のイメージで「近所のたこ焼きの方が安くてウマいわ」と思っていたから。
逆に、あの頃は、この道頓堀と言う雰囲気も含めて味わう楽しさに気づいてなかったのもあるだろう。今の自分はそう思っている。
現在は、道頓堀に来たら、ほぼ必ずどこかの店でたこ焼きを食べています。お腹が空いていなくても、ほぼ食べている。
理由は、やっぱ楽しいよね。大阪に住んでても、道頓堀は気分が旅モードになれる。この感覚が、何度来ても大好きなのである。あぁ~大阪だ…と。
さてさて、大たこの味は…
大阪のたこ焼きは外側がカリッ、中身がトロッって感じで表現されることが多いけど、この店の場合は少し違う。外側はカリッではない。言うなれば…、ぷにって感じ。
そして中身はトロっとしている。ダシの風味、ちょっとソースは辛め。うん!ウマイ。
店の名前が「大たこ」だけど、たこ焼き自体は大きくない。店の名前から想像して「たこ焼き小さいじゃん」ってガッカリする人がいる。
いやいや、違うんだよ。中身のタコの大きさだよ。これはお店の方に確認したわけではないけど、他店と比べタコが大きい。…と勝手に私は思っています。昔に比べお客さんは減った感はあるけど、素直に美味しいと思う。もう少し店の接客が向上すれば尚良し。
最後に、たこ焼きは店内で食べれるけど、もし観光で大阪に来てるなら、手に持ってアツイアツイ!と言いながら、歩きながら食べる方がおすすめです。
本家 大たこ
場所:大阪市中央区道頓堀1丁目4−16
電話:06-6211-5223
営業:10:00~23:00
定休:なし
コメント
確かにタコ焼きはお腹が空いていなくても買っちゃいますね。
その昔は粉カツオだったような?
観光地価格=家賃が高いからかな?
ギリギリ買える値段かな?
でも美味しそう…。
ときちゃん、コメントありがとう!たこ焼きは手頃だから!ついつい…。しかし道頓堀は高い(笑)でも、あの雰囲気で食べるのやっぱ良いですね。
昔は粉カツオ!知りませんでした。さすがに詳しい!!