たこ焼き 寛子(大阪、天満)
日本で一番長いと言われる天神橋筋商店街。この商店街の路地裏に人情味あふれる小さなたこ焼き屋さんがあります。この店の名は たこ焼き 寛子 です。
場所で言えばJR環状線の天満駅から徒歩2分ほど。細い路地の途中にあります。
この界隈には、複数のたこ焼き屋さんがあるのですが…、なんだろう?この店は何故か目に留まるインパクトがあるんです。
やはり…それは、このお店のおばちゃんの存在感だろうか?
それに安いんです。信じられない値段。
10個で250円。ホント安い…
注文すると、「ソース&マヨはかけて良い?」と聞いてくれ、テイクアウトだけでなく店内で食べる事も出来るんですよ。昭和の香りがする良いお店。
お店のおばちゃんは、話好きで、ずっと話しかけてくれる。年齢は80代を過ぎているそうですが、全くそんな風に見えないほどテキパキ!本当にスゴイ。
この店はテレビにも頻繁に出ているらしく、おばちゃんがデビー夫人が食べた時の写真を見せてくれました。実はね、私もTVで登場してるの何度か見た事あって…
そうそう!ダウンタウンの浜ちゃんの時のはよく覚えています。
浜ちゃんがたこ焼きの出来栄えを見て突っ込んでた記憶が…。
確かに個性的なんですよ。ほら!
ソースたっぷりで、形も家庭的。
しかもフォーク…
色々とツッコミ所が多い!(笑)
でもね、味は美味しいの。本当に。大阪のたこ焼きはカリットロッなんて言われるけど、この店はそんな感じではない。モチって食感に、ソースがドーン!かな。
そして、とっても家庭的な味がします。子供の頃に母親が作ってくれた「たこ焼き」って感じ。見た目は悪いが愛情の味がする…みたいな。
お店のおばちゃん曰く、玉子がたっぷり入っているらしい。
確かに色合いも黄色い。
今まで、たこ焼きの店は色々と食べ歩いてるけど、トップクラスに印象に残る。いや心に響くモノがあるお店。あったかいんですよ。
大阪の良き店、大阪に必要な店、この大阪にずっーーーと存在していて欲しい店。ここに来ると、そう感じる。おばちゃんも高齢なので、何十年は難しいかもしれないけど、いつまでも、いつまでも、ここで元気にたこ焼きを焼いていて欲しい。
この店は、1964年の東京オリンピックの年に開業したんだとか。本当にスゴイね。グーグルマップ見たら、定休日もないみたい。色々と驚かされます。
また、食べに行こうっと!
たこ焼き 寛子
場所:大阪市北区天神橋5丁目6−3
電話:06-6353-5428
営業:12:00~19:00
定休:なし
コメント
ふと立ち寄ってみたくなる、昔ながらの市場のたこ焼きやさんですね。
こんな感じ大好きです。
でも値段安いですね。一昔どころか二昔前位の価格みたい。
もしかしたら、それより以前かも?
安いたこ焼きやさんは今でもありますが。
生地が真っ白ですよね。きっと卵がたっぷりですよ。形も面白いけど、
フォークがいいですね。
ときちゃん、コメントありがとう!
この店のたこ焼きはホントに手作りの味。
玉子もたっぷり入ってるよ。
それにしても安いでしょ!
次の増税時も値上げしないと言ってたけど
逆に「大丈夫?」と心配になる。
大阪らしい、大阪に必要な店。
いつまでも、いつまでも、元気に頑張って欲しい。
本当にそう思います。