さぬきうまいもん祭り
香川県と言えば「さぬきうどん」が有名ですが、実はオリーブに関わる食材が驚くほどに美味しいんです。知っていましたか?今回はそのPRイベントに取材として参加です。
オリーブに関わる食材とは、例えば「オリーブ牛」「オリーブ豚」「オリーブ地鶏」「オリーブハマチ」など、オリーブの採油後の果実を飼料にして育てた肉や魚のこと。
この香川県主催の「‟さぬきうまいもん祭り”in大阪」は前回と同様、場所はウェスティンホテル大阪です。
私は今回で3回目の参加ですが、ここに来る度にオリーブオイルの可能性と言うか、果てしない魅力に惚れ惚れします。
ちなみに、前回の参加した内容はこちら
今年は香川県でオリーブ栽培が始まってから110周年の記念すべき年。
オリーブは1908年に試験栽培を三重、鹿児島、香川で実施し、香川県の小豆島のみが栽培に成功しました。これが日本におけるオリーブ栽培の始まりです。そして小豆島では現在も日本一のオリーブ生産量を誇っています。
特に小豆島ではオリーブの実を一粒ずつ手で収穫し、実の完熟度や病気の有無を確認してからの収穫に徹底し、質の良い高品質なオリーブとしても有名ですね。
今年で110周年。これを機にオリーブのPR隊「香川オリーブ5」が結成され、まず最初にオリーブオイル、オリーブ牛、オリーブ豚、オリーブ地鶏、オリーブハマチの生産者が、それぞれの魅力を語ってくれました。
さて、試食会ですが…
実は前回も、前々回もブッフェ形式で…。
その過去の経験から、お肉がスグに取りに行ける席が一番良い場所だと…。受付開始と同時頃に行ってベストポジションを確保…のつもりでした。
前回はオリーブ牛のステーキの美味しさに感動し、何度かお代わりが出来たのは、この座席の場所が良かったから。よし、今回も!のはずが…。
まさかのコース料理の形式。Σ(・ω・ノ)ノ!アレレー
でも、すっごい豪華…
一番最初に酒菜として、オリーブ車海老とトマトのオリーブ煮凝り、造り湯葉、オリーブオイル漬け、讃岐コーチン玉子の燻製とオリーブオイル。
最初からオリーブオイルづくめ!それにしても讃岐コーチン玉子の美味しさには驚いた。
そして、最初に「オリーブハマチ」がきました。
香川県は世界で初めてハマチ養殖の事業化に成功した県で、この「オリーブハマチ」とは、オリーブ葉の粉末を2%以上添加したエサを20日以上与えて育てた養殖ハマチのこと。今回の料理はオリーブ花仕込み醤油のオリーブオイルドレッシングで味付けされたもの。
ほら、ハマチの色がとってもキレイ!最高の味わい。
続いて「オリーブ地鶏」です。
この「オリーブ地鶏」とは、讃岐コーチンと瀬戸赤どりに、オリーブオイルの採油後の果実を加熱乾燥して与え育てたブランド地鶏。ものすごく柔らかい!
料理は、香川レモンと手羽先、醤油煮込み、ハーブオリーブオイル蒸しなど。とっても柔らかくて実に美味しい。
こちらは、オリーブ夢豚肩ロースパン粉揚げ。
この「オリーブ夢豚」とは、肉質が良い英国のバークシャー種をもとに開発された讃岐夢豚に飼料にオリーブを混ぜて育てた豚のこと。あぁ~凄く美味しい!!
そして、オリーブ牛のロース網焼き&山葵醤油です。
これが昨年、感動的な一品。オリーブ牛のステーキ肉!!
この「オリーブ牛」とは、5年に1度開催される「全国和牛能力共進会」で最も高い枝肉に与えられる特別賞「脂肪の質賞」を受賞し、また生活習慣病の予防に注目されているオレイン酸を多く含む健康維持にも期待が高まる最高級の和牛。
オリーブの採油後の果実を与えて育てた讃岐牛は、コクがあって、サッパリし、柔らかくて、蕩ける美味しさ。このオリーブ牛は本当に美味しいですよ!!
さて、この大試食会では、本場「讃岐うどん」の実演もありました。
しかも、オリーブ牛とコラボした讃岐うどん!
もう、美味しいに決まってますよね。
ステーキの後にうどん…。普段ではあまりない組み合わせだけど、これが意外と良い。なんかホッとして来る美味しさ。
最後に、さぬきゴールドキウイのアイスクリームなどのデザートでサッパリ〆る。
あぁ~、どれも最高に美味しかった。
やっぱり香川県の食材は最高ですね。さぬきうどんが有名で、香川県と言えば「うどん県」と呼ばれるほど、讃岐うどんのイメージがあり、香川に旅行したら「うどん」を食べなきゃ!なんて思っちゃいますが、実はそれだけじゃ勿体ないんです。
この「オリーブハマチ」「オリーブ地鶏」「オリーブ豚」「オリーブ牛」は、どれをとっても一級品の素材。食べたら分かるけど、他と全然違いますよ。
香川県(小豆島)のオリーブって本当に素晴らしい。もし、見かけたら是非!騙されたと思って食べて見て下さいね。きっと美味しさに驚くはず!!