漁協食堂うずしお(徳島、鳴門)
大阪から「どこか美味しい魚を食べに行こう!出来るだけ安く…」そんな事を考えたら、色んな場所が候補に出てきますね。
そこで今回お勧めするのは徳島の鳴門市。潮の流れの速い鳴門海峡の魚は身が引き締まって美味しいと評判で、鯛や蛸などはすっかり有名。
旅館に泊まって美味しい魚も魅力的ですが、今回は知る人ぞ知るとっておきのお店。
●今回の内容はLINEトラベルjpでも記事を掲載致しました。
ここは徳島県を代表するブランド魚「すだちぶり」を養殖する北灘漁協が運営する「漁協食堂うずしお」です。今回は徳島県の観光局の方と一緒に行かせて頂きました。
店の壁には、こんな貼り紙が…!
店主さんに話を聞くと、「刺身が分厚過ぎるねん」って苦情がある事もあるそうな(笑) スゴイ良心的でコスパ最高の魅力的な店。
今回の目的は「すだちぶり」ですが、知ってるようで知らないのが「ブリは出世魚」って話。
モジャコ → ツバス → ハマチ → メジロ → ブリ
いい説明の看板。こうゆうのって実に嬉しい。ちなみに、徳島の鳴門はブリの養殖で知られた場所。その中でも「すだちぶり」は今、日本中から注目を集める人気急上昇のお魚です。
すだちぶり=徳島県を代表する“すだち”の果皮を添加した飼料で育てられたブリのことで、すだち効果によってブリ特有の脂っぽさが抑えられサッパリとした後味が特徴。
しかも一般的なブリに比べて4倍ものビタミンEが含まれ、高い抗酸化作用によって劣化を抑える効果もあると言う。
そして、これが「すだちぶり」の刺身定食(1,000円)です。
ご飯も、ワカメの味噌汁も大盛り。
そして何と言っても、この刺身のボリュームもスゴイんです。
ほら、この分厚さ!!あの壁紙に「分厚かったら切ります」とありましたが、本当に分厚いでしょ。これは食べ応えありますね。
色艶も抜群!これ絶対に美味しいヤツです。見るからに分かりますね。
さしみ醤油にワサビを少々、そこにスダチを絞って、すだちぶりを食べる。本当にウマい! ブリと言えば少し脂ののったコッテリ感が特徴で、そこが人気だと思いますが、この「すだちぶり」はアッサリした感じ。
私はコッテリ派だから…って方もあると思うが、そう単純じゃないんです。もちろんブリなのでコッテリ感はあります。その上でアッサリしている。要するに、コッテリ感は残りつつ、何個でも食べられる口当たりと言えば分かりやすいかな。とにかく美味いのだ!!
そうそう、最後に…
実は、ここには「きたなだ 海の駅」としても営業してて、新鮮な魚やお土産なども販売されています。
この海の駅の駅長さん「なる」です。
スヤス寝てました( ̄▽ ̄)
人間も同じですが、寝てる時に起こしたら機嫌を損ねてしまうそうでし。そりゃそうだよね。ナデナデしたかったが、今回は見るだけ。
美味しい刺身定食を食べて、ここでお土産を買って、駅長にも挨拶して、もはや立派な観光名所ですね。徳島に来たら、ここは本当にオススメですよ。
漁協食堂うずしお
住所:徳島県鳴門市北灘町宿毛谷相ヶ谷23
電話:088-682-0037
営業:10:00~20:00 無休
公式ホームページ
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