【和歌山】和歌山ラーメンのこってり太麺「山為食堂」の中華そば

山為食堂(和歌山市内)

和歌山市内に来たら「あっ!和歌山ラーメンを食べよう」って思う方も多いはず。和歌山ラーメンとはこの界隈で古くからある中華そばですが、雑誌などで紹介されている人気店は夜営業が多いので要注意。

お昼時、JR和歌山駅近くなら「井出商店」南海の和歌山市駅近くなら「山為食堂」がおすすめ。ちなみに井出商店は「地元の人は食べない、美味しくない」などの声をネットで見かけますが、私はそうは思いません。地元の人は食べるし、深みがあって美味しい店です。

さて、今回は 山為食堂 を。

山為食堂

山為食堂を利用する場合、先にお伝えしておいた方が良いのは、和歌山ラーメンの中で特にコッテリしてること。

コッテリ好きにはおすすめだけど、そうでない人は苦手かも。

山為食堂

でも、ご安心を!!ここは和歌山ラーメン専門店ではなく、この「山為食堂」の名の通り食堂です。メニューには中華そば以外にうどんなどもあります。

と言っても、観光で和歌山に来たらなら、うどんより「中華そば」かな…。

山為食堂

ちなみにメニューはこんな感じ。

山為食堂

それにしても、この食堂感の溢れる雰囲気って、いいよね!!

調理場からトントントンってネギを包丁で切るような音が今にも聞こえてきそうな感じがする。なんか落ち着くんですよね。ここは♪

山為食堂

ただ、これは私の個人的な意見ですが、ちょっと中華そばの値段が高い。850円。他の店と比べたら山為食堂はチャーシューの量も多く、その内容には納得だけど、

メニューを見た時に…、うどん400円、中華そば850円。このアンバランス感に商売っ気を感じちゃうのが残念。この点は私的にはあまり好きじゃない。

表面的な部分だけを見て、ゴチャゴチャ言うのは適切じゃないが…。もともとは、うどん、中華そばって同じ金額やたんちゃうの?って感じる方がいても不思議じゃないはず。

山為食堂

思い起こせば、10年以上前に井出商店がテレビチャンピオンで優勝し、それから和歌山ラーメンブームが起き、各店で長蛇の列が始まった。

私は20年近く前から和歌山で中華そばを食べているが、昔は500円でおつりが来たものだ。その頃は山為食堂は利用してないが、20年前の井出商店は450円。2017年の現在は700円。20年と言う時の流れに物価も原料も上がってるだろうから仕方ないんだろうけど…。

とか言いながらも、和歌山の中華そばは好きなので、食べにきちゃいます(-.-)

山為食堂

さて、この醤油と豚骨がミックスされた独特の香りスープの色艶ナルトカマボコチャーシューネギ、いいですねぇ~

この店はチャーシューもトロッとしてて美味しいです。

山為食堂

そして、この店の麺は太麺ベース。注文時に細麺に変更も出来るそうですが、ここでは太麺を味わいたい。けっこううどんの麺に近いのかな?って感じたりするほどコシがある。

そしてスープも麺もアツアツ!!

山為食堂

この山為食堂の中華そばはコッテリです。でも食べている時はそれほどコッテリ感は感じないんですよ。どちらかと言えば口当たりはアッサリに近い。

でもね、けっしてアッサリではないんです。何ていうのかコッテリなラーメンを食べた時特有の唇に油膜が貼られるようなコーティング感!あの現象は起きる(笑) スープもそれほど重くないし、どろっとしてない。でも最後まで飲み干すのはちょと辛い感じ。この不思議なコッテリ感がまた魅力なのだろう。

グルメ評価

山為食堂

住所:和歌山県和歌山市福町12
電話:073-422-9113
営業:11:00~17:00 日曜定休