大阪天満宮(大阪、天神)
受検の神様として名高い大阪天満宮は、受験生なら必ずと言って良いほど足を運ぶ場所。ここで合格祈願をし、お守りを買って試験に臨む!もはや定番中の定番ですね。
神様を信じる信じないは別として、やはりゲンを担ぐと言うのは大切な事と思います。そこで今回は知ってそうで知らない大阪天満宮の見所を紹介しましょう。
まず表門ですが、ここに立つと真正面に本殿が見えますね。そして、その左右を見ると…左大臣と右大臣の姿がみえます。
ん?右大臣??(p_-)
あれ…、なんか変ではありませんか?
天満宮と言えば、本殿に菅原道真公(天神さま)をお祀りしているところ。大宰府に左遷された時の道真公の役職は右大臣。
ところが、天満宮の門前には左大臣、右大臣の姿がある。「あれれ?」と感じますよね。本殿にも、門前にも道真公がいるの?と…。
実はね、本殿には右大臣であった天神様がいらっしゃるので、ここでは右大臣ではなく「左大臣・矢大臣」なんだとか。矢大臣です。
そして表門です。
この表門では上を見上げて下さい。方位盤があります。
子・牛・寅・卯・辰・巳・・・
と順に見ていくと「酉(とり)」の部分が鳳凰になっています。
これにはもちろん理由があって、大宰府に流される前、道真公は現在の道明寺にいる伯母を訪ね、時を忘れるほど話し込んだとか。とても楽しい時間だったとか…。
しかし、無常にも夜が明けて、鶏が鳴いたという。
「鳴けばこそ 別れをいそげ鶏の音の 聞こえぬ里の暁もがな」
と道真公が別れを惜しんだ心情が今も歌として残り、その思いを形にしたのが、ここでの鳳凰になったといわれています。
ここもまた縁起が良いですね。鳳凰ですよ!
そして本殿にお参りし…
ここで狛犬を見ると…
ここでは「阿吽」ではないんですね。
共に口を開き、「あ」「あ」になっています。何か意味があるのかな?と宮司さんに聞いて見たけど、ここは分からないようです。
そして合格祈願の絵馬がビッシリ!
そして天満宮と言えば牛ですね。
道真公と牛は繋がりが濃く、生まれた年は丑年、亡くなった時も丑の日、牛に愛され、牛に命を救ってもらった事もあったとか。
また、大宰府で生涯を終えた時に、道真公を乗せた車が向かったのは丑寅(東北)の方向で、車を引く馬が座り込み動かなくなった場所で葬られました。それが現在の太宰府天満宮です。
ちなみに、この2つ目の牛画像… お肉屋さんで見た事ないですか?
よく見ると、有名なステーキハウスさんが寄贈したものです。沢山の牛のお肉を提供しているので、供養の意味でしょう。
さて、表門の横に戻って来ると…
実は天満天神の水があるんです。
江戸の頃から超有名な名水です。
でも、この貴重な水は毎月1日・10日・25日の月3日しか飲む事が出来ません。時間は9:00~17:00まで。
大阪ガラス発祥の地と言う事で、ガラスに覆われています。とっても神聖で美しい。
この水は御神水ですのでペットボトルなどを持参して汲んで帰る事は出来ません。社務所で500mlで200円で購入する事が出来ます。
家に持って帰りたい場合は、社務所で購入するか近隣のお土産売場「MAIDOYA」で購入しても良いでしょう。神聖なお水は霊験あらたかです。
大阪天満宮
場所:大阪市北区天神橋2丁目1−8
電話:06-6353-0025
公式ホームページ
コメント
すみません。
何とか記事は見ています。
10日ほど前から夏バテで寝込んでいます。
ときちゃん、いつもありがとう!
コメントもいつもありがとう。
全然、気を使わずで大丈夫です。ホント。
気軽に、気ままに行きましょう。
それより夏バテ、お大事に!
と言う私も8月末ころから熱が出てて
一週間ほどしたら斑点が出始め
再び病院に行くと結果「りんご病」でした(笑)
私も似たようなもんです。
ボチボチやります。
また、宜しくお願いします。