蝸牛庵(大阪、北浜)
大阪の北浜と言えば、お洒落な店や美味しい店が多くランチ時には、今日はどの店に行こうかと悩ませてくれる贅沢なエリア。そんな北浜で「蝸牛庵」と言うサンドイッチで人気の喫茶店があるそうな…。
そんな情報を耳にしたので、早速行ってみる事にしました。
店の前まで来ると、レンガの塀に暖色系の照明が入り口付近を照らし、お店の前のメニュー表は噂通りのサンドイッチ数々が並んでいる。
開店時間とほぼ同時の10時半に入店したのは、仕事が残っていた事もあり、食堂とかではなく、ゆっくり出来る喫茶店を利用したかったから。そして、どうせならサンドイッチが評判の店にしようと考えたからだ。
さすがに開店間際ということもあり、まだ誰もいませんでした。一番奥の席を目指すと「カウンター席でお願いします」と…。
私「あの奥の席、ダメですか?」
お店「御一人様はこちらでお願いします」
私「あ、はい…」
と思惑が外れてしまった。まぁ~仕方がない。それだけ混み合うのだろう。
しかし、カウンターはカウンターの良さがあり、お店の方と会話が出来る。
ところが、店主さんらしき方に「何がおすすめですか?」と聞くと、「メニューの上4つです」と一言。「サンドイッチの種類がスゴイですね」と言えば無表情で「ありがとうございます」とサラリ。会話は続かない。
とりあえず「明太子ベーコンサンド」を注文した。900円
それがこちら!!
金額は900円ち安くはないがウインナーコーヒー付き。単なるコーヒーではなく、生クリームが付いてくるのは何となく面白い。
サンドイッチもこのボリューム!!
しかもヨーグルトにポテチ付き。
さあ~食べようかと思えば、目の前でランチの準備が始まった。山積みにされた皿にポテチとヨーグルトがセッティングされていく…。気分的に忙しいし、落ち着かない。
ちょっとゆっくりしたいなぁ~と思い入った喫茶店だったけど、こりゃダメだ
後に公式サイトを見れば「11時30分から14時までお一人様でのご来店はカウンター席のご案内になります」とある。混み合うからだろうけど、私が入店したのは10時40分頃。
いや…そうじゃなく、「こんな目の前で準備するような席に通すなよ!」と言いたい。まだ他の客は誰も居ないじゃないか!
一人客は食ったらさっさと帰れて言われよう。客に対して愛情も思いやりも無い。店主さんがいて、このような対応の店も珍しい。
しかも店主さんと従業員さんでインスタ映えする撮り方について話してて「写真一つで来客数も変わるから」…とか話してる。
そうじゃない!大事なのは、表面的なものを磨く以前に目の前のお客さんを大事にすること。この最悪の環境を何とか改善するべきでしょ。なぜ分からない??理解に苦しむ。
ちなみに、これは余談ですが…最近「グーグルマップのレビュー」に共感を感じる事が多いんですが、的確なコメントが書いてありました。
喫茶店でくつろぎたい方には不向きでしょうね。 美味しいサンドイッチを食べたい方にはいいお店だと思います。
うん、確かに同感。その通り!!
サンドイッチは確かに美味しい。パン生地はカリッと焼かれてて、ハムとレタスがしっかり入り、シャキッとしたジューシー感、そこに明太子の味がググッと強調する。
これは食べ応えある♪
勿体ない…。雰囲気もレトロ感あるし、サンドイッチのクオリティーも申し分ない。ただ接客に対する愛情はないよね。
混み合う事を警戒してだろうし、実際ランチ時は混雑するのでしょう。
それは分かる。しかし、もう少し臨機応変に対応してくれたらファンになる人は今の倍以上に増えるに違いない。私は…、誰かに誘われない限り再訪は無いだろう。だって、サンドイッチは美味しくても、ここでの食事は楽しくないから。
蝸牛庵
住所:大阪府大阪市中央区平野町2-5-1
電話:06-6222-4511
営業:10:30~18:00 土曜11:00~14:00 日曜定休
公式ホームページ
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