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今回の大阪地震で考えた
2018年6月18日の朝7時58分…大阪に最大震度6弱の地震が発生しました。今回は個人ブログらしく出来事をダラリと書いてみます。
朝食を終え、家族みんなが「いってきまーす」「ヤバいヤバイ電車の時間に遅れる」とか言いながら玄関に向かおうとした時、ドン!と地響きが起きたかと思えば、急激な揺れが始まったんです。そしてスマホの地震速報が一斉に鳴り出した。
実際に揺れている時より、TVを付けて大阪に最大震度6弱と知った瞬間の方がゾッとした。スマホから聞こえる地震速報も恐怖を増した。なんでも知るってのは大事だけど、同時に恐怖もやってくるもんなんですね。
非常食は完食済み
前々から大きな地震が来ると言う話はあったし、全く無警戒だったわけでもないけど、よく家の中を見回すと具体的な防災対策は全然出来ていなかった。
東日本大震災が起きた後、水を2ケースほど買い、缶詰や非常食、また電池なども準備した。でもそれらは既に食べてしまっていた。「期限切れて捨てるの勿体ないから食べよう」と。それから補充をしていなかった。
流石に飲料水だけはペットボトルであったけど…。やはり最低限は補充しておかないと。
▼防災対策に関し、1人が1日に必要とする飲料水の量って知っていますか?
棚の上にワインボトル
部屋の中を見ると、飲めもしないワインを飾っている。棚の上にガラスの置物も沢山置いている。よく倒れて割れなかったなぁ~と冷静になって見るとヒヤヒヤなものばかり。少し地震が来た時の事を、もう少し具体的に考えておかないとダメですね。
仕事は延期
この日はホテルの取材が入っていました。取材先まで行くのはどうしたものか?と考えていると、それ以前にホテルの従業員さんも出勤出来ないだろうし、そもそもお客さんへの対応など大変に違いない。確認すると、やはり取材は延期になった。
今回は広報の方とメールでスグに連絡がとれたが、自然災害などで連絡が取れない場合、相手に迷惑をかけないような気づかいを日頃から考えておいた方が良さそうだ。
ドコモは災害時に使えない
地震の時は電話を控えるべき。それもよく分かる。でも人として家族の無事を確認するのは当たり前のこと。私はドコモを利用しているが一切使えなかった。
LINEで生存確認はスグできたが、スマホを持っていない嫁方の両親にはLINEが出来ず電話頼み。テレビのニュースではSoftbankとKDDIは通常に復帰したと10時頃にはニュースで流れるもDoCoMoは制限がかかり使えたのは13時以降だった。
他社が使えてDoCoMoだけが使えないのは残念というより無念。他社も全部使えないなら分かるけど…災害時に機能しないなら、やはり検討すべきかと。
放心状態の金魚君
テレビのニュースを見ると、まだまだ地震が続くかもしれないと言う。予定していたスケジュールがポッカリ開いたので、食料など買い物に行く事にした。
玄関に行くと、水浸しになっていた。我が家では水槽に金魚を1匹飼っているのだが、地震の揺れで水が溢れ出たようだ…。ともかく金魚は無事だった。
飼い主の私が言うのもアレだが我が家の金魚は感情豊かで超可愛い。とにかく常に腹を空かしてて、人が通ると水面に口を出し、必死にエサを要求する。人が通るのを待ち構え、エサの要求を生き甲斐としている金魚君なのだ。
そんな金魚君が水面の底で放心状態になっていた。呼んでも微動だにしない。まん丸の眼でジーっと。よっぽど揺れが怖かったんだろう。金魚にも感情があるのだ。
ガソリンが入っていない
ガレージに行き車に乗り込むと、車にはガソリンがほとんど入っていない。この辺も普段から気を付けて半分を切ったら給油と意識を変えた方が良さそうだ。
もしも電気が止った時、車は大きな動力。ガソリンは入れておかないと…。
道路は大渋滞
車で5分ほどのガソリンスタンドまで大渋滞。30分ほどかかる。ガソリンスタンドは混んでなかったが、道路には車が溢れている。電車はストップ、高速道路は通行止め。とにかく目的地に行くまでの渋滞が凄い。近所でこんな道が混んでいるのは初めてだった。スーパーは混んでいなかった。
まだ私が住む地域は、高槻のような被害は出ていない。それでこの状態。災害が起きた時に車での移動は無理と考えた方が良さそうですね。電車も止り、車もダメ、うーん、どうしたらよいのやら。
家族とのコミュニケーション
今回の地震では偶然、家族全員が同じ場所に居た。でも別々の場所に居る時に巨大地震に遭遇するかもしれない。そんな時にどうするか?きっと想定通りには行かないことばかりだろうけど、それでも「こんな時は…」と話し合っておくのが大事だと改めて思いました。
他、転倒防止対策や色々と課題が山積み…。
最後に…
何も起こらなければラッキーと、やはり最低限の対策や準備は必要だと改めて考えさせられた今回の地震。少し振り返るだけで「ココをコウしておかないと」と考えさせられる点が沢山ありました。仮に万全に対策してても実際には物足りないに違いない。
だから対策不足と言うのは、いかに怖いものか…、今ブログに書くことで、改めて気づく事も多かったです。何か災害が起きた時に、日記やブログを書くと言うのも「次に備える防災対策」として意味があるのかもしれませんね。