道の駅 あいおい白龍城
兵庫県の南西部に位置する相生市。この相生湾沿いを走る国道250号を走っていると竜宮城のようにも見える中国風の建物が見てきます。ここは道の駅 あいおい白龍城です。
まるで中華街でもありそうな雰囲気… 相生市ってそんな街だったかな?と思い駐車場に車をとめて、ここで一休みすることに。それほど規模は大きくないけど、テントが張ってて、市場のような雰囲気はいい感じ。
この中国風の建物から連想すると、豚まんやシュウマイなど点心が売ってそうだけど、そんなものは一つもない。
ここで売っているのは、野菜や果物、地元産の調味料、赤穂の塩、切り花や盆栽、あとメダカ…など。いわば一般的な道の駅と同じ。
奥は結構広い。
この飾らない庶民的な雰囲気は旅情があって嫌いではない。
テントの奥を進んだら、そこに売店やレストラン、そして天然温泉もあるようだ。
しかし…、この中国風の造りは一体何なのか?この道の駅「あいおい白龍城」はハクリュウではなくペーロンと呼ぶ。
この地域では、中国から伝わった「ペーロン祭」が初夏のイベントとして知られています。ペーロン祭とは5000発の海上花火大会、中国から伝わった白龍(パイロン)と言う小舟が中国特有のドラと太鼓の音に合わせて力漕するものだとか。
なるほど!だから中国風の建物にになっているんですね。
そして横は海。
奥に進んで行くと「赤穂 塩ソフトクリーム」の案内がある。ここは赤穂市ではないけど、赤穂市までは車で20分ほどの距離。すぐ近くだ。
よしよし、このご当地ソフトは食べておきたいね。「ひと口食べたら感激!うわさの塩味ソフト」って大袈裟な言葉も気に入った!
そして館内に入ると…
ここでは赤穂の塩が沢山売っている。
色んな塩がある。のどぐろ、真鯛…。
塩のようかん、
塩クリーム大福など色々。
塩レモンのポン酢。これ少し気になった。美味しそう…。
そして、ソフトクリームを注文しようと思ったら、
こんな「赤穂塩トマトソフトクリーム」と言うのを発見(350円)。
お店の方に、「何でトマトなの?」「この地域はトマトが有名なの?」と聞いてみると、そんな変な質問しないでと言う困惑した目と苦笑いしながら…
「塩とトマトが相性良いから…かしら?」と。
うむ、確かにトマトと塩は相性良いよね。と言う事で赤穂塩トマトソフトクリームを注文してみました。要は塩ソフトにドライトマトがふりかかっている感じ。
塩ソフトは塩分と甘みがある。塩分があるからこそ甘みが強調されている感じ。そこにドライトマトは…うん、相性は悪くない。でも、トマトは無くても良いかも(笑)
赤穂の塩ソフト&ドライトマトをトッピングしたソフトクリーム。実に微妙だった。でも普通の「赤穂 塩ソフト」は売っていたとしても、トマト付は基本的には珍しい。だからココにきて、これを注文した選択は正解だったに違いない。
道の駅 あいおい白龍城
場所:兵庫県相生市那波南本町8-55
電話:0791-23-5995
営業:9:00~17:30
公式ホームページ