野崎参り(大阪、大東市)
この野崎観音に関しては、野崎参り以外にも、興味深いポイントがあります。例えば、それは隠れキリシタンの伝説など。
歴史ある所には謎もあり!
お祭りを楽しみながら、歴史的な点も楽しんでみて下さい。
さて、野崎参りの様子ですが…
この野崎参り…こんな事を言っては不謹慎かもしれないが、とにかく屋台がいっぱいで面白いんです。
野崎駅から参道入り口までずっーーっと屋台。
屋台の数が多いと種類も豊富なわけですが、例えば「釣り」をテーマに一部を紹介してみましょう。
まずは定番の「金魚すくい」があります。
「サメ釣り」も屋台には多いね!!サメと言っても玩具ですが…
「ご当地キャラ」をすくって取るのもある。
くまもんだらけ…(笑)
ここは「ヤドカリすくい」で、
ほら、「ひよこ釣り」もあるぞ!
おい、少年よ。ひよこが後にニワトリになる事を知っているのか?
釣って本当に大丈夫なんだろうか?(笑)
そう言えば…小学校の時、クラスメイトの一人がひよこを釣って、ニワトリになって庭で飼っていた奴がいた。コケコッコーって朝に鳴いていたのを聞いた事がある。
そして「ハムスター釣り」もある。
1回500円だそうだ。可愛い。
こちらは「かめすくい」です。
見てるとやりたくなる…
こ…これはヤバいぞ。「たますくい」です。
貼り紙には…
「このお玉じゃくしはヒキガエル科です」
「1年で6センチほど成長します」
「エサは雑食で何でもたべるよ」と書いてた。
お嬢ちゃん、カエルになるんだぞ。本当に大丈夫?(笑)
そして「うなぎつり」もある!!
1回で釣れたら超お得ですね!!
でも、調理って出来るのかしら?(笑)
とにかく面白すぎです!!
と、まぁ~釣りに絞って見てみるだけで屋台がスゴイでしょ。食べ物も色んな種類の屋台があって、見て巡るだけでホント面白いんですよ!
さて、野崎参りに関して…
期間は毎年5月1日~8日。無縁経法要に参詣するのをこの「野崎詣り」と言ったそうです。かつては 西側一帯の大坂方面に大きな池(深野池)がありこの野崎参りの屋形船が行き来していたんだとか。
ところが、大和川付け替え以降、寝屋川および支流の谷田川を行き来するようになり、天満橋にあった八軒家船着場から上っていくのが有名になりました。
そして船に乗る人、陸路を歩く参拝者と罵り合って競って行き、そして競り勝てば 一年の幸を得られたと伝わるそうな(笑) 今も残っていたら良いのに…。
ちなみに八軒家船着場は「さくらクルーズ」乗り場の近くです。
現在は、川は一応残ってるものの、野崎観音近くまでは川は来ていません。だからもう屋形船でに往来は出来なくなってしまったのです。
とは言っても、現在でも野崎参りが残ってるのは良い風習ですね。
すごい賑わいです。
ただ実際は、屋台だけを楽しんで野崎観音さんのある上まで行かない人も多いとか。でも、やっぱり来たからには石段を登って参拝しましょう。
野崎観音の境内にある「南條神社」は大阪市内まで一望できる絶景スポットで夕日が美しく見られる事でも知られています。
お参りして、屋台で楽しむ、素朴な祭りだけど、これがなかなか楽しい!もし機会があったら、野崎参り、ぜひ行ってみて下さい。
野崎観音
場所:大東市野崎2丁目7番1号
電話:072-876-2324
野崎参り期間:毎年毎年5月1日〜8日
公式ホームページ