造幣局の通り抜け(大阪、天満)
今年も、造幣局の通り抜けが始まりました!2019年の期間は4月9日~15日まで。大阪ではこの桜を毎年楽しみにしている人がホント多い。まさしく大阪の春の風物詩。
座って飲んだり食べたり、そんな花見が出来るわけでもなく、ここでは「通り抜け」の言葉通り、一方通行の道を桜を観賞しながら歩いて通るだけ。後戻りは厳禁なのである。
神戸のルミナリエのように見ながら進んで歩くみたいな感じです。
この造幣局の桜は約130種類、その8割が八重桜。公式サイトを見ると2019年度の桜は63種で216本だそうです。
普段は入れない造幣局の南門から北門へ約560m、ここを一方通行で桜がいっぱい咲き誇る道を歩く。さくら名所100選の一つ。
この造幣局は日本の硬貨を製造している場所なので、普段は立ち入り禁止。だから桜の季節だけ敷地内に入れると言うのも魅力なのかも。
最寄り駅は京阪は「天満橋」、JRなら「大阪城北詰」。「大阪天満宮」でもOK。
それにしても、見事に咲き誇っています。
では、暫く桜の画像だけで…
平日でも凄い人。午前中の方が空いているそうですが、午後から行ったので、もう人、人、人…って状態。
お祭りみたいなもんですね。
鮮やか…
まさに桜のトンネル
せっかく造幣局に来たので…
造幣局の中にある見所の一部も紹介してみましょう。桜を見ながらキョロキョロしてると、所々に案内があります。
例えば…、めがね橋の跡であったり、大正時代初期に造られた煉瓦。桜と煉瓦の交わりが、いい感じでした。
ここは造幣局の創業当時の旧正門。
この正門は明治4年に造幣局が創業した当時のもの。
奥に見える八角形の建物は泉布観と言って、造幣局の応接所として使用されていた日本で最も古い西洋風建築物の一つなんだとか!
ちなみに門柱には「菊花」と「大の字形」がある。これね大阪の「大」の字を形どったものだそうですよ。
明治初期にこの発想…ハイカラですね。
さてさて、こちらは創業当時のガス燈です。日常使用されたものとしては国内で最初のものだとか。
造幣局の通り抜けの期間中、夜には点灯していると聞きましたので、夜桜を見る方はチェックですね!!(ちゃんと確認していませんので、詳細は公式サイトなどでご確認下さい)
ゆっくり見て歩いて、15分位でしょうか。 めっちゃ人が多いけど、一番混んでるのは入り口付近。入ってスグは皆が立ち止まって写真撮ってるから、もの凄い混んでます。
沢山の桜があるので、奥の方になると観賞を楽しむ人が多くなる感じがします。だから奥の方が写真が撮れやすい感じでした。
そうそう、せっかく来たなら…ここも見ておきましょう!
これは出口の北門付近にある「さくら名所100選の地」の碑です。単なる碑ですが、私はこうゆうの好きなので…。最後にご紹介を。
造幣局の通り抜けが終わると春が終わったなぁ~って感じます。もうすぐ初夏ですね。5月と言えばツツジでしょうか。東大阪になりますが府民の森「なるかわ園地」は見ごたえありましたよ。ハイキングになるけど、ここもオススメです。
http://tabi2deru.com/ub-sakura/
造幣局の通り抜け
場所:大阪市北区天満1-1-79 造幣局
期間:2019年4月9日~15日
時間:平日は10時~21時/土日は9時~21時
造幣局の公式ホームページ