勝央SA 下り(岡山県)
中国自動車道を大阪方面から西に走り、岡山県に入り、しばらく走ると勝央町に入ります。「何て読むのかな?かつお?しょうお?」なんて最初は考えてしまいますが、勝央町は「しょうおうちょう」と呼びます。勝の字が入る縁起の良い町。
そんな勝央SA下りに立ち寄ってみました。ちなみに、この勝央SAは上りと下りは全然売っているモノが違います。今回紹介する「下り(広島方向)」の方が面白い。
この勝央SAに立ち寄ってみて、私個人的に心躍ったのは…、ある案内があったこと。
それは「ここは勝田郡勝央町勝間田、勝が三並びの縁起の良い地、勝間田神社」の情報。それが日本昔話に関連していることでした。
この「勝・勝・勝」に関しては、なるほど、おもしろいなぁ~と。受験生にメッチャ良いやんと…、どんな神社か行ってみたくなったんです。「よし!高速を降りて、この神社を探してみよう」と行ってきました。その話はまた次回にでも。
それにしても、金ちゃん…、なぜここに?
と思ってみたら、金太郎さんが晩年を過ごした地でもありました。
なるほど!勝央町は金太郎ゆかりの地でもあるのか!面白い。実に面白い。それにしても、岡山県は桃太郎だけでなく、金太郎ゆかりの地でもある。
これはPRの仕方を見直したら、岡山県は今以上の観光スポットになるだろう。
しかし、実際はPRとか全くですよね。桃太郎は流石に有名だけど、従来のイメージだけに助けられている感じ。大した工夫もなく、お土産で「きびだんだんご」を売ってたり、小細工ばかり。金太郎なんてサッパリやん。岡山県少し勿体ないなぁ~…って思う。
店内に入るとレストランメニューに名物で、ドでかい「かつ丼」があった。1日限定5食のデカ盛り丼は4人分の量とのこと。ただ惜しいかな、インパクトありそうでインパクトに欠ける。コレも勿体ない。
もう少し…ショーケースから出して展示したり、食べてる人の写真をいっぱい飾ったり、少し工夫したら、臨場感がグッと出て食欲もっと出そう。
それに工夫した金太郎メニューが欲しい!あったら話のネタに食べる人も増えそうだ。
売店に来たら、桃太郎グッズが売っている。金太郎グッズがない。
いやいや、間違ってるよ。なんで桃太郎グッズのみ?
岡山県の桃太郎伝説は倉敷市を中心としたエリア。この勝央町には金太郎がいる。岡山県の東部は金太郎!それで2台巨頭に出来るのに…。確かに金太郎伝説は静岡県小山町。
あちらは金太郎の出生地。こちらは晩年を過ごした地。諸説色々あるだろうけど、地域活性のPRとしては全然いける。って言うか、面白いし、実に興味深い。
今は知名度が無いのだろけど、作ればいいのに、やらないのは勿体ない。もし私が関係者なら、岡山県は桃太郎だけでなく、金太郎でガンガンPRする。
これは観光名所の原石と私は思う。
この後、金太郎ゆかりの地、栗柄神社にも行き、そこを管理している坂田金時の末裔の方にも会いに行き話を聞いてきました。高齢の方なので、協力を得てやるなら今でしょ。
これもまた後日、書ける範囲でブログに書こうと思います。
ただ今回は…
入り口にあった勝央SAの案内のお蔭で、色んな事が知れるキッカケになり、色んな出会いがありました。入り口のあの看板には本当に感謝です。
でも看板だけでなく、その先の繋がり、観光ルートやグッズ、グルメなど広がって欲しい。今のままでは、やっぱり勿体ない。原石が埋まっている。と思うんです。
(ちなみに、勝央SA上りには情報すらない、観光案内所が入ってるのに勿体ない)
ん!何だあれは?
えびめしグー?
ダントツ1位の人気だとか…
他にも、ブラックドッグ、ドーナツ餃子、ぶどうソフトクリームなど、この地オリジナルで頑張っているメニューがある。
だからサービスエリアや道の駅は面白い。「えびめしグー」は250円で手頃。
じゃん!こんな感じです。見た目はコロッケ。
中身は…岡山県の郷土料理のえびめし~
要は、中身は濃厚なデミグラスソースで味付けされた海老ピラフ。簡単言えばライスコロッケ。薄焼き卵と大葉で包まれ、中にチーズも入っててサクサクに揚がっている。
手がベトベトしないような工夫もされているので食べやすい。これは売れるよね!ってかホントに美味しい。小腹が空いてる時に絶品です。
これを考えた人、素晴らしい!
勝央SA 下り
場所:岡山県勝田郡勝央町勝間田381−2
電話:0868-38-3103