勝央SA 上り(岡山県)
中国自動車道を大阪方面に向かって走ると岡山県に勝央SA 上り があります。逆方向の勝央SA下りに関しては前回のブログでえびめしグーについて紹介しました。こぼ「上り」では売っていないようだ…。
また、この地は日本昔話に登場する金太郎のモデルとなった坂田金時が晩年を過ごした地という逸話が残る場所でもあります。
なのに…入り口には「桃太郎伝説」と書かれたノボリがあり、店内に入ると桃太郎関連のグッズばかり。
このSAの位置から見ると、坂田金時を祭っている栗柄神社までは目と鼻の先なのに、金太郎に関するグルメやグッズは何もない。
なんだかなあぁ~って感じです。
だけどカフェの名前だけは「金太郎カフェ」という矛盾。 「まさか、ここで金太郎?」って中途半端さに笑えて来る。
さらに突っ込んで言うと、売っているメニューは「きびだんごソフト」と言うハチャメチャ状態。
って言うか、現状で売っているものが全て桃太郎関連なら、ここは「桃太郎カフェやろ!」って言いたい (笑)
以前のブログにも書いたけど…
確かに岡山県と言えば桃太郎伝説の地として有名です。でも、桃太郎は岡山県倉敷市を中心としたエリア。
ここは岡山県勝田郡勝央町で倉敷までは遠い。でもすぐ近くに金太郎伝説の場所がある。なぜ?それをPRしないんだろ?勿体ない。
この話は、この辺で… より詳しくは以前の内容で書いてます。
さて、店内をぶらぶらと歩いていると「ままかりの押し寿司」を見つけました。買っちゃおうかな!
この「ままかり」って知っていますか?かなり有名なので、聞いた事はあるって方が大半と思いますが、概要をウィキペディアで引用すると…
ママカリは「飯借り」と書き、「飯が進み、家で炊いた分を食べ切ってしまってもまだ足らず隣の家から飯を借りてこなければならないほど旨い」に由来する呼称である。
ママカリ料理(酢漬、ママカリ寿司など)は、岡山県の郷土料理となっている。
ニシン科の「さっぱ」と言う小魚の料理。
この「さっぱ」の名前の由来は淡白でサッパリしている味から名付けられたと言う。なるほど…この由来の意味を意識して口にすると味わい方も全然違って来る。
食べてみると…
うん。酢の味がしっかり効いて、確かにサッパリ風味。食べやすくて美味しいです。サバ寿司のようなコッテリした感じとは確かに違う。
だから、私個人的には"ままかりの押し寿司"を食べて「飯が進み、隣の家から飯を借りないといけない」と言った部分に関しては…、正直あまりピンと来ない。間違いなく美味しいけど、素直にパクッと食べて尾を引かない感じだからです。
実際には塩分など味の濃さに左右されるはず。寿司の場合だと、その辺は抑え気なんでしょうね。いい塩梅でホント旨かったですよ。
もし、見かけたら一度ぜひ、食べてみてくださいな。
勝央SA (上り)
場所:岡山県勝田郡勝央町福吉
電話:未確認